別所の獅子舞(地藏寺)2026年8月24日公開|千葉県印西市無形文化財
もくじ
千葉県印西市指定無形民俗文化財
千葉県印西市別所の地藏寺で毎年8月24日に開催される別所の獅子舞。
約800年も続くといわれ、印西市の無形民俗文化財に指定されています。
この獅子舞は近年人口が増えている印西牧の原北側地区とも深い関わりがあります。

800年以上続く
地域の伝統行事
親子でご観覧ください
別所の獅子舞とは

1966年 (昭和41年) に印西市無形文化財(当時印西町)に指定された「別所の獅子舞」。
約800年前から続くといわれる伝統行事です。
もともとは獅子頭をかぶり、囃子をつけて村内を巡り歩いて悪疫退散を祈願していました。
まさに獅子舞の行事だったのですが、江戸時代には獅子舞に能楽を融合し、現在のスタイルとなったといわれています。
江戸時代は春夏秋の年3回行われていたようです。
以前は綱渡りの舞踊などもありましたが、明治以降形を変えています。
獅子舞行事と言えば神社が多い印象ですが、こちらは厄除け地蔵尊の信仰を中心としお寺の施餓鬼の要素も含まれています。
もともとは地域に住む長男だけが踊れるものでした。
しかし時代に合わせて柔軟に変化しながら受け継がれています。
獅子舞の保存会の方々をはじめ、地域のみなさんによりこの約800年もの歴史を刻む催し物が続いています。ありがとうございます。
余談ですが、私個人では地蔵寺の住職さんとは幼少期からの知り合いです。

2026年8月24日(月)
16:00~17:15頃
千葉県印西市別所
8月23日 地藏寺本堂(寳泉院)
8月24日 地藏寺地蔵堂 (公開日)
駐車場
トイレ
地藏寺境内
周辺の飲食店+お店
花季・そば処ふくね
kikori 木古里・セブンイレブン
など
過去の公開日
2025年8月24日(日) 16:00~17:15頃
2024年8月24日(土) 16:00~17:15頃
2023年8月24日(木) 16:00~17:15頃
開催場所

8月23日 地藏寺本堂(寳泉院)
8月24日 地藏寺地蔵堂 (公開日)
地藏寺の範囲は広く
「地藏寺本堂(寳泉院)」と「地藏寺地蔵堂 (公開日)」は場所が違うのでご注意ください。
一般公開は地蔵堂となります。
所在地地図
別所の獅子舞の見どころ

楽人(笛)2人
太鼓を身につけた雄獅子、女獅子、中獅子の舞人3人
花笠持ちの小学生4人
などで構成
躍動感ある舞とかわいらしさの共演が魅力です。
笛師の囃子にのり、三匹の獅子(雄獅子・中獅子・女獅子)が舞うもので、「道笛」「讃仰の舞」「愛楽の舞」「鎮護の舞」「降伏の舞」で構成されています。
年によってはお楽しみ会が開かれることもあります。
お守り

獅子舞をご覧になったみなさんには、なんとお守りをいただけます。
かわいいので我が家も一年間飾っていたことがあります。
子どもたちも勇ましい。かっこいい。
給水所

暑い時期ですので給水所が設けられています。
ありがたいですね。
トイレ

あり
あとはどうしても、というときは本堂にお願いしましょう。
臨時駐車場
臨時駐車場は3か所設けられています。
※年によって無い場合もあるかもしれません。
広い臨時駐車場(2025年時点)

県道64号千葉臼井印西線から別所方面にはいったところすぐに広い臨時駐車場が設けられています。
お寺に近い臨時駐車場(2025年時点)
少し狭いですがお寺に隣接して2か所。

動物のモニュメントがかわいい

立派な鐘

見事な灯ろう

熊野神社

地藏寺本堂(寳泉院)

幸福、高禄、長寿を与える三徳の神いんざい七福神「福禄寿」

はじめは村内巡廻の遺形として笛と太鼓をならします。
舞は1匹の女獅子と2匹の男獅子が舞う構成です。
男獅子が勇ましく外敵を威圧する様子を示し、厄除け地蔵尊の悪疫退散の誓願を表現。
花笠を中心に舞うところは、男獅子の女獅子に対しての深い愛撫の様を表します。
歓喜心を表し、平和を願うものです。

1. 岡崎の舞 (讃迎の舞)
女獅子が雄獅子と中獅子の前で舞う
2. 中獅子の練り(愛楽の舞)
3. しのぶ返し
4. 雄獅子の練り
5. 弓がかり
雄獅子と中獅子が弓を行い、弓をくぐる
6. チーロライロ(鎮護の舞)
3匹の獅子が踊る
7. 花見
雄獅子と中獅子が花笠を見る
8. 四方固め(降伏の舞)
花笠を囲む
9. けんか
雄獅子と中獅子のけんか
10. ぶっきり(終わり)
太鼓に合わせ一斉に顔の前の幕を上げておしまい
ほくそうパルケが感じたこと
私が知る限り、祭礼・伝統行事としては印西市内で最も昔から続いている行事ではないでしょうか。
800年前から続く獅子舞。
六軒厳島神社祭礼でも150年。
竹袋稲荷神社祭礼でも280年です。
日本全国、長く続くものが次々と消えゆく昨今。
ここ印西市別所は一部が牧の原・牧の台と地名を変えて、全く新しい街へ生まれ変わっています。
そして別所の獅子舞も江戸時代以前から見たら大きく形式などを変えて続いています。
伝統は時代とともに形を変えてもいいものだと個人的に思っています。
その柔軟な対応が別所の伝統が続くヒントなのかな、とも感じました。
場所によっては令和にヒットしているPOPソングに乗せて獅子舞を踊るところもあるようです。
かの六軒厳島神社祭礼の盆踊りは、アンプつけてDJでノリノリで大盛り上がりです。
そうそう、私が以前働いていた場所。
日本の伝統盆踊りを、現代の演奏に乗せて「ボンダンス」として全員参加型のショーを行っていた時期がありました。
そして、私が以前住んだ海外では、日本人たちが「BON DANCE」として新しい形で現地と融合して浸透しています。
浸透するきっかけは、興味を持つことから。
興味を持つきっかけは、知ることから。
知るきっかけは、自分事や身近に感じることから。
身近に感じるように伝えるには、知っている誰かが興味やメッセージや熱をもって伝えることから。
もしくはいっそエンタメでやる。ですね。
「参加とか、魅せるショーとか」ではなく、
「そもそも意味を持つ伝統行事だよ。」といわれればそうなのですが、はたして古来より続く日本の伝統行事や芸能はそれだけだったのでしょうか。
やっている方も楽しめなくては続かないし、
陰で支える(多くは)女性たちがいます。
練習に意味を見出すまで時間がかかるのが当たり前の若者たち。
そんな人たちが光を浴びる機会があれば、きっとこれからも続いていくものだと思います。
どうか1度だけ、1時間だけ立ち寄ってあたたかな拍手を送っていただければと思います。
最後までありがとうございました。
ここイイ:印西牧の原の北側の大部分がもともと別所という地名でした。
牧の原北側地区の子どもたちは別所の獅子舞を踊る資格があるとも考えられます。そんなことを知るとまた違った視点で、昔ながらの伝統を見ることができるのではないでしょうか。
所在地 :千葉県印西市別所1012地藏寺本堂~地藏堂
利用時間:16:00~17:15
観覧 :自由・無料
トイレ :あり
駐車場 :臨時3か所・無料
お問い合わせ先:文化振興課文化財係0476-33-4714
公式SNS :ー
公式サイト:地蔵寺公式サイト

