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お店の取材・掲載に関しての方針転換

パルケさん
記事内に商品プロモーション・広告を含む場合は記事内にてご案内しております

みなさんこんにちは。
今後の運営方針についてお知らせします。

結論:今後は飲食店や店舗も単独で取り上げるようにします。
ただ、おいしい!おいしい!おすすめ!と言う紹介ではなく、お店を作っている人の想いやストーリー、バックグラウンド、お店の歴史や経緯を紹介することをメインとします。
いわゆる会社概要と経営理念、沿革みたいなのです。
味の好みは人それぞれなので、私はそれをあまり評価しません。ごめんなさい。
これに至ったのはちょっとした実話があります。後述で。


以上となります。

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SNS以外で取り上げなかった理由


以下はどういう風の吹き回しかのいいわけです。
あと、飲食店を営む方には直接「物販や飲食店は単独で紹介してなくて・・」なんて伝えたこともあるので、その方々向けのいいわけです。

旧いんざいパルケでは、地元にもともとある魅力の発見と発信を軸に活動してきました。
その中でもより公共寄りというか、地域に根付いたもの、普遍的なものの発信が主でした。


仮にお店や飲食店、イベントを紹介するときも、より市の歴史や地元に寄り添ったものであったり、イベント関係はどちらかといえば市が主体のものが中心でした。

取材する対象は、
PRが苦手ゆえに発信や情報公開が控えめだったり、
知ってもらいたいけどどうしたらいいかわからない
など、そういった団体の地元の活動や、表に出ない人の努力、人の想いなどを伝えるように心がけてきました。


例えば町の歴史紹介、地域の人のためのボランティア活動とか、伝統行事とか、自然保護、ハンディキャップを持った子たちのサポートなどです。

迷走、続けるモチベーションとして営利は?

一時期いっぱいいっぱいな状況で、
何度か広告を貼ったり、取材も動画作成も営利に走ろう
と割り切ったときもありました。

が、

頼まれたり、いざやってみるとお金は取れない、
結果を出せるか責任も負えないし、
印西が嫌になってしまう可能性もある。

もっと気楽にやりたい。
だったらやっぱりお金取れない。
すぐにそう思ったのです。
その繰り返しが2~3回ありました(笑)。


最後はこの街の魅力発信につながることをしたいので、地元のためにと活動する人たちと、営利の線引きができなくなってしまい、まるまるお金は度外視となりました。
決めちゃえば楽ですね。

何言ってるかわからないよ、となると思いますので実例。

★TVで使いたい、本の挿絵、書籍出版物の写真をいただきたい。(購入したいという姿勢)
★高校生や大学生から→課題で使いたいので写真をいただきたい。
★市民活動や公共施設から→写真を使わせてほしい。

一番上だけ有料で受けたら?と言われること多々ありましたが、
私の中での軸が「地域の魅力発信」なので、全部それにつながります。
一番上はそれほど多いわけではないので、なら全部無報酬でいいや。
いろいろ発行物や管理めんどくさいし。
となりました。

ならばはじめから非営利のみを対象とすれば同じ目線でできる。
そんなことを思ってやってきました。

そのため、特定のお店や飲食店を取り上げることは控え、私なりに企画した中にそっと紹介する程度でした。

特に飲食店は私が取り上げるより、もっと発信力のある人がたくさんいます。
美味しい!おいしい!と笑顔で言って紹介してくれる人はたくさんいます。

現実は甘くなかった

とあるインターネット界の先生とお話したところ、
今のインターネットはAIで結局興味あるものしか出ない仕組みだから、
興味のある人にしかあなたの発信は届かないよ。ということを目の当たりにしました。

つまり、昔と違います。
私が印西の魅力発信というきれいごとを言っても、
見てくれる人は
印西の魅力を自らキャッチしに行く人ばかりなので、そりゃそうだよね、ということになります。

興味のない人に興味を持ってもらうように、わかりやすく届けるのを目標にしてみましたが、
残念ながらインターネットの世界では、その人が興味のあるものが露出する世界。


で、
千葉ほくそうパルケとして範囲を広げたわけですが、
市外の方々もたくさん見てくれるようになりました。
興味なかろう分野でも、千葉ほくそうパルケの取り扱い範囲には300万人もの人がいて、そのなかで印西のコアな部分に興味持ってもらっている実感があります。

市内だと少ないけど、市外から初めて知って興味を持ってくれる人が増えたのです。
まあそれはそれとして良しですね。

街の魅力は「自然」と「人」あとは?

で、
思ったのが
飲食店や店舗もそれぞれの想いや軸でやっている人たちがいるのだから、
その人たちの想いを紹介してみたい。と思っていました。

もちろん商売繁盛のPRが一番うれしいと思いますが、私の軸は魅力発信。
PR案件で受けてしまうと、全部おいしいって言って終わってしまい、
見る人も結局全部おいしいやんけ。
食べログでええやん。となってしまいます。

私が味の評価を書かないようにしている理由

かつてお気に入りだった飲食店がありました。
そこはネットで有名になりました。
そこはご夫婦で切り盛り。
ネットを見た一見さんのお客さんが殺到。
完全にキャパオーバーとなり、待ち時間増大で悪評だらけ。
常連は離れ。
その後完全予約制としたのが失敗。
それを見ずに訪れる人には味にまで悪評を書かれ、
訪れる人によっては味の期待値が高すぎて「言われてるよりまずい」と書かれ、
結局閉店してしまうことに。

きっとそのお店の方は飲食店を経営するのもつらかったでしょうし、印西も嫌な思い出の土地になったのかもしれません。
まだインターネットも今のように活発ではなかったので、その対処法もわからない時代。

好きなことでがんばってたのを、関係のない方向から潰してしまったインターネットの怖さ。

これが理由です。


そこで、会社概要や経営者やスタッフの想いなど、どんな夢やストーリーでやっているかを吸い上げ発信するならアリだよね、と思ったのです。
これなら公平だし、事実だけ伝えるからやりやすい。
そのきっかけをくれたのはかなり何年も前なのですが、とある農家さん。

農業が続かなくて大変な昨今。
この印西に根付いて若くして農業を営み、お料理の講習もして、
商品にはずっと印西市の形のステッカーを貼っているんです。
こういうささやかなところが好きで、応援したいなと思って農業を営む方々の特集ページを書いたこともありました。

不思議にも別の農家さん。
印西に来て、地元の子どもたちのために汗水たらして活動してくださっている。

あと追加でまたまた農家さん。
公式サイトがめっちゃかっこいいんです。
農業にすごく誇りをもって毎日SNSを発信してる。

またまた別の農家さん。
ある有名な古民家で飲食を提供。
その中心がなんと埼玉の人だったり、その土地ではない人。
地域がほかの地域の人たちによって支えられている。

私はこの「どんなモチベなん?」
という部分にたまらなく魅力を感じています。
結局街をつくるのは人なんですよね。
だからお店も飲食店も「人」として紹介したかったのです。

そして後継者がいなくて先代より続いていたお店が閉まる現実。
もし店主の想いや成り立ちなど知られていたら、きっとどこからか「私がやりたい」という人が現れていたかも。

話の方向がちゃんとつじつま合っているか自信ないのですが、
こういう複雑な葛藤の中で結論に至りました。

ほかの発信者の方と内容を被りたくなかったので、やってなかったというのもあるんですけれど、発信の仕方をしっかり持っていれば被らないよね。

というわけで、長々と語れる自分だけのメディア。
これにて勝手に始めて勝手に締めたいと思います。
ありがとうございました。

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千葉ほくそうパルケ|旧いんざいパルケ
千葉ほくそうパルケ|旧いんざいパルケ
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千葉県北部・茨城県南部の「もの・こと・ひと」の取材、発信 歴史・観光スポット・イベント・自然・生活の役に立つ情報・記録などを行っています
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