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国道296号ユーカリが丘〜八千代バイパス2026年1月の進捗状況を見る

パルケさん
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こんにちは。
みなさんは国道296号を車で通ったことがありますか?
それがどこなのかイメージわかないという方も多いかと思いますので、
ざっくり、
佐倉の京成線沿線とか勝田台とか、あとは薬円台や津田沼あたりの道路ですね。


成田街道ともいわれ、かつて江戸の人たちが成田山へ参拝するために通った街道として、道路沿いは数多くのお店でにぎわいます。

船橋市~八千代市〜佐倉市~成田市~九十九里付近の匝瑳市方面にまで続く千葉県北部の横(東西)の大動脈となります。

今回はそんな国道296号のバイパス計画の進捗状況をお伝えします。

注意点

情報は2026年1月時点。
記事公開日:2026年1月2日。

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国道296号バイパスの概要

国道296号は船橋市(津田沼付近)から八千代・佐倉・成田を通り、匝瑳方面に続く千葉県北部の東西をつなぐ道路です。
慢性的な渋滞区間となる佐倉市から船橋市にバイパスを通す計画があります。

バイパスは2ルート

佐倉市ユーカリが丘駅前から国道16号方面に迂回する八千代バイパス
佐倉市上座公園付近から船橋市へまっすぐ貫くルート(3・4・1号新木戸上高野原線)

八千代バイパスルート

国道296号八千代バイパス計画図
出典・参考|千葉県公式サイト資料より

今回取り上げるバイパスは、八千代バイパスともいわれる迂回ルートの未開通区間。

八千代バイパスの都市計画決定が1981年(昭和56年)。
事業化は1990年度(平成2年度)。
2026年で都市計画が決まってから45年、事業化から36年もの年月が経っています。

場所

区間は佐倉市上座「地区センター駅付近」~八千代市米本「国道16号」です。

道路の幅

幅員は20m計画。
かなりゆったりめの2車線(片側1車線)道路で計画されています。

未開通区間

2026年1月時点では、残り1.5km区間(第3工区)が未開通
2028年度の事業完了を目標としているようです。

ユーカリが丘街区の外周道路から県道4号千葉竜ヶ崎線までの約1.5km。
あれ?この1.5km、他の地域でも聞いたような距離です。
この歩いて行ける距離が意外となかなか開通しないよ、という場所は多いみたいですね。

ちなみに

296まっすぐ貫通ルート

上座交通公園付近から地区センター駅付近~3・4・5号 井野・酒々井線~八千代市村上地区~新川大橋方面を貫く道路構想もあります。
こちらの計画は船橋市の中心部まで貫くルート。
完成したら大絶賛の構想です。
これこそが296号バイパスかなとも思っていたのですが、こちらは開通までかなり難易度高めですね。

開通のメリット

柏方面&千葉ニュータウンとユーカリが丘の行き来が劇的に改善します。
慢性的な国道296号(佐倉市内)の交通量分散
歩行者の安全確保・事故防止
緊急車両の円滑な移動

千葉北西部とのアクセス向上

私個人的な視点ですが、印西市からユーカリが丘に行きやすくなります。

例えば千葉ニュータウン中央からは里山を越え、
うねうねした路地でユーカリが丘の北部に抜けるルートが最短のため、
静かな路地に車の往来が激しい状態です。

これが、印西から行先が「勝田台」や「臼井・佐倉」だとまったく別の道路「千葉竜ケ崎線」や「千葉臼井印西線」が最短となります。
これつまり、国道296号の横(東西)の行き来がいかに時間ロスとしてネックになっているかの表れですね。(あくまで印西からの目線)

と、いうことは

慢性的な国道296号の交通量分散

国道296号は津田沼からずっと同じような風景が続きますが、船橋市や八千代市と佐倉市では少し状況が異なります。

津田沼付近から八千代市にかけて両側にはお店が並び、重要施設が並び、それはまさに成田街道という名もうなずける道路です。
そのため、お店の出入りで渋滞。右折レーンがない交差点で渋滞、さらに両側には昭和以降の急激な宅地開発による人口増加で渋滞。

佐倉市もその風景は同じなのですが、佐倉市は昔ながらの歴史的な建物も残していました。
それに加え、京成線の踏切と国道296号の間の距離の短さで、踏切が鳴ると296が止まるような時もありました。

このような問題を抱える区間をぐるっと迂回していく役割があります。

使わないよ、という方もいるかと思いますが、
使うよ、という方も一定数いるかと思います。
選択肢が増えることで、バイパスに集中することなく分散が期待できますね。

余裕のある幅員と歩道で、歩行者の安全・通学路改善

新しい道路はわりとゆったりめの2車線+歩道です。
こちらを通れるのであれば、自転車も歩行者も車も、より安全に移動することができます。
もちろん、選択肢が増えて交通が分散すれば、現道296も少しはゆったりとするかも?

2026年1月更新!
進捗状況

Googleマップで見ると所々整備されていて、どのへんを通るか曲線を描けそうですよね。

開通済み区間

まず、完成区間を紹介します。

国道16号~県道4号千葉竜ケ崎線まで
ユーカリが丘駅前から井野中学校付近まで

この区間はすでに併用済みです。
佐倉市を中心とした流れで紹介していましたが、工事進捗状況は八千代市側から紹介します。
それでは、県道4号千葉竜ケ崎線との交差点部分を見てみましょう。

県道4号千葉竜ケ崎線交差部

国道296号八千代バイパスと千葉竜ケ崎線交差点

国道16号からこの突き当りに来ると、正面の新しい大きな橋が舗装までされていて、さも近々開通しそうな雰囲気です。

国道296号八千代バイパスと千葉竜ケ崎線交差点

脇から見ても立派な橋が架かっていますね。

国道296号八千代バイパスと千葉竜ケ崎線交差点

アークの森キャンプ場付近

国道296号八千代バイパスとアークの森キャンプ場付近

アークの森キャンプ場付近の谷津田も橋で越えるようで、すでに橋台ができあがり、鉄骨が乗った状態でした。
付近では2026年2月まで調整池を作る工事が行われています。

国道296号八千代バイパスとアークの森キャンプ場付近

小竹川谷津田付近

国道296号八千代バイパス計画ルート

もう少しぐるっと回ると、小竹川を包む谷津田の景色が広がります。
初夏から秋はさぞ美しい田園風景と里山の景色を魅せてくれることでしょう。

はて。
歩いても歩いても、計画ルートらしきものが見つからず、通り過ぎてしまいました。
引き返そう。

もう一度計画ルートを見直すと、ここだー。

国道296号八千代バイパス計画ルート

しかし、上を見ても向こうを見ても、どう見ても道路ができるような雰囲気はありません。

真ん中の谷津田は大きな橋で結ぶのだと予想しますが、まだ橋脚や橋台はおろか、その工事準備もされていません。
もし盛り土で坂を作り通すとしても、地盤改良もおこなわれていない状況です。

工事が遅れている理由はあとで説明します。

ユーカリが丘井野中学校付近

国道296八千代バイパスのユーカリが丘側2026年

実際は井野中学校よりも北西。
ユーカリが丘の外周道路の左上の角っこです。

ん?
ここも工事が行われている雰囲気はなく、立ち入りご遠慮くださいの看板もありません。
見た目とてもオープン。
すでにきれいな歩道だけ作られていて、歩道を歩いて行けます。

里山散策用の歩道だけ整備して開放しているのかな?という雰囲気。
歩いていくと、文字通りぶつ切りで途絶えていました。

国道296八千代バイパスのユーカリが丘側2026年

こちらを進捗状況レポートの最後に持ってきたのは理由があります。

国道16号側はかなり期待感高まるほどできあがっていて、トントンと開通するのでは?という感想。
中に入ると、だんだん雲行きが怪しくなり、
ユーカリが丘側のこちらを見た瞬間「あぁ、まだまだかかりそう」という気持ちに。

いつ開通するの?

そこでユーカリが丘を開発する山万さんに聞いてみました。

いつ開通しそうですか?

「まだちょっとかかりそうなのです。」
とのこと。
こういう媒体ですべての具体的な理由を書くのは控えますが、いろいろなところで難航している雰囲気がうかがえます。

工事が遅れている理由のひとつ

いくつか公表されている理由があります。

計画ルートの軟弱地盤対策がひとつ。
そして、近年想定を超える大雨などの水害に対し、調整池を拡張するために計画変更したことも理由のひとつです。

あとは建設費高騰もありそうですよね。いわゆる予算オーバー。

開通予定では2028年(令和11年)ということで、あくまで目標という雰囲気でとらえている方がいいかもしれませんし、この区間は思ったより早く完成する可能性はゼロでなない気もします。
勝手な解釈です。すみません。

いつもながら思うことですが、計画決定から約半世紀。
整備するなら何十年後も利用できるしっかりした形で作ってほしいですし、
土地買収や周辺の影響で生活が変わってしまった人たちが、心から「できて良かった」と前向きに思えるような結果であってほしいと思います。

進捗率・工事状況の時系列

  1. 平成2〜平成20年代初頭
     → 八千代バイパス 佐倉側の区間(0.7km)が先行開通。
  2. 平成24〜平成27年
     → 佐倉市内で他区間が順次開通。
    千葉県公式ウェブサイト
  3. 現在(2025年時点)
     → 市境付近の約1.5kmが未開通。用地取得進めつつ施工中、開通時期未確定。 佐倉市公式サイト
  4. 将来
     → 国道16号から八千代市中心部へ接続する残区間(都市計画3・2・17号など)整備予定。

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千葉ほくそうパルケ|旧いんざいパルケ
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