牧の原公園は印西牧の原の駅前ロータリーに面している立地。「北総の水と緑と親しくなる仲間づくりの公園」をテーマに1999年に開園した広大な公園です。10万平方メートル以上もある敷地面積のほとんどが芝生です。
機能的な都市公園というよりは、日常の憩いの場としてのポジション。
その中にひと際目立つ築山 (通称ひょうたん山) は、標高41mで、印西市内で最も高い山となります。お隣の滝野公園とセットで楽しめる公園で、春には桜並木、秋にはコスモス畑が見事に咲き誇ります。
パークガイド | 芝生広場、多目的広場、展望山、テニスコート3面、健康歩道 (足つぼ)、コスモスの丘、展望デッキ、調整池 (亀成川の原点)、 駐車場、公衆トイレ3ヶ所 春のお花見桜並木 秋のお花見コスモス |
テニスコート | テニスコート予約はこちら |
敷地面積 | 約107,564㎡ (調整池含まず) |
桜の種類 | ソメイヨシノ |
所在地 | 千葉県印西市牧の原5-1613-1ほか |
アクセス | ◆最寄駅 北総線「印西牧の原駅」北口徒歩約5分~15分 ◆バス ふれあいバス「中ルート」「南ルート」「印旛・本埜支所ルート」の「印西牧の原駅南口」で下車、徒歩約5分~15分 |
休園日 | ー |
入園料 | 無料 |
駐車場 | 無料 テニスコート横:約30台 多目的広場北側:約30台 |
近隣施設 | 駅、コンビニ、ショッピングモール「モア」、滝野公園 |
お問い合わせ | 印西市役所都市建設部都市整備課管理係 0476-33-4663 |
牧の原公園の桜のお花見
桜の規模
牧の原公園は印西市内では桜がたくさん植えられていることで知られる公園です。滝野公園の桜並木と合わせると、その姿は圧巻。
整備された公園ならではの景観と、周辺の住宅地との調和がとれ、美しい桜風景を楽しむことができます。
「小林牧場」や「吉高の大桜」といった名所とはまた違った趣のある桜の景色をぜひ一度ご覧ください。
開花時期
お花見の時期はその年の気候にもよりますが、都心の桜開花宣言から3日~5日ほど遅れた時期から1週間がおすすめです。
開花時の状況
牧の原公園には露店などは出ていません。駐車場も無料開放されています。
空間が広くとられている公園ですのでゆったり鑑賞できます。
注意
・公園内には公道が走っていますので車にご注意ください。
・周辺は戸建て住宅地です。公園内では良識ある楽しみ方をしましょう。
・路上駐車はしないようにしましょう。
・往来する方向によっては牧の原公園にほど近い桜の名所「小林牧場」周辺の道路がかなり混雑します。通過するだけの場合は迂回したほうが早いこともありますので、なるべくお花見時期 (特に土日)は小林牧場前を通ることは避けることをおすすめします。
牧の原公園のコスモス畑のお花見
印西市民がもっとも目にする風景写真のひとつではないでしょうか。
その写真の場所がここ、牧の原公園です。
コスモス畑の規模
「いんばコスモスの里」と並び、印西市内最大級の広さです。
かつての公表では約200万本ともいわれています。
印西牧の原駅周辺では、かつてNPO法人ラーバン千葉ネットワーク (RCN) など、市民ボランティアによりコスモス祭りが開かれていました。
牧の原公園では2012年まで「コスモス里山まつり」が開催されていました。
その名残もあって牧の原公園コスモスの丘として管理され、毎年10月頃には見事なコスモス畑が広がります。
8月から種まきや手入れを行い、見えないところでさまざまな方々がこの景色をつくりあげています。
開花時期
開花時期はその年の気候にもよりますが、おおよそ10月中旬頃に見ごろを迎えます。
開花時の状況
牧の原公園には露店などは出ていません。駐車場も無料開放されています。
空間が広くとられている公園ですのでゆったり鑑賞できます。
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牧の原公園とは
牧の原公園として開園する前の仮称は草深中央公園。
なんと1998年までの住所は駅側が「小林」、調整池側が「草深」でした。
その名の通り「草深っぱら」の中に位置する広大な土地にオープンしました。
まさに原っぱの公園。
芝生エリア(多目的広場)
駅前ロータリーを越えるとすぐ、小高い丘の向こうに広がるのがとっても広い芝生。
築山エリア
「ひょうたん山」「古墳型築山」という名称をよくみかけますが、正式名称は不明です。
自然にあった山や古墳ではなく、千葉ニュータウン開発の時に出た残土を集めて作られた人工的な山です。
スロープがある
築山にはスロープがあり、車いすの方でも登ることができます。
景色
ここからの景色はまさに異国の地。
平坦なスカイラインに整った街並みと緑が広がっています。
住宅地は屋根の色や高さなどが統一された区画で分けられ、電柱が地中化されているエリアのため、自然の美しさや壮大さなどとは少し違った意味で、とても美しい景色を見ることができます。
千葉ニュータウン中央駅周辺はもちろん、空気がクリアな時は、遠くは富士山を見ることができます。
テニスコート・調整池エリア
公園の北東側にはテニスコートがあります。
亀成川の起点
市内の真ん中を横断し、里山の風景を色濃く残す亀成川 (かめなりがわ)。
現在牧の原公園の調整池は亀成川の起点になっています。
この亀成川に沿って道路が伸びていますので、散歩コースになっているよ、なんていう方も多いかもしれませんね。
調整池から築山を臨みます。調整池の水辺には近づけませんのでご注意ください。
調整池の奥(北側)の芝生は緑地
牧の原公園の北側のさらに道路を挟んだ北側には芝生のエリアがあります。
千葉ニュータウンには各所に謎の芝生エリアがあります。
この芝生エリアは、里山と都市を区切る緑地で、都市開発にあたり意図的に作ったものになります。
滝野公園エリア
牧の原公園の向かいには滝野公園があります。
以前は牧の原公園側が印西市、滝野公園が本埜村であったことで、名称も異なるものになっているのかと思います。
滝野公園とは風景が一体化していますので、違和感がなく景色を楽しめます。
滝野公園側の桜並木が素敵です。
観光地としては認知されていませんが、コスモス畑も桜並木も見事です。
地元ならではの穴場の花見スポット。ゆっくり散歩したり、子どもと遊んだりはもちろん、ここから見える広い広い空を眺めながらぼーっとするのもいいかも。
意外とおすすめなのが雪の後の公園。広い芝生が一面白銀の世界になります。
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