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習志野ナンバーのご当地図柄案・絵柄を考えてみた

パルケさん
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みなさんこんにちは。

習志野ナンバーの図柄・絵柄を考えてみました。
私の住む千葉県印西市の車のナンバーは習志野です。
「え?印西なのに習志野遠くない?」
というイメージをもたれがちですが、習志野ナンバー管理の陸運局まで印西市域から車で最短25分ほどです。

お話のつながり
印西市の車ナンバーは何?管轄の自動車検査登録事務所は何市にある?|印西うんちくクイズ
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習志野ナンバー管理の陸運局は船橋市の八千代市寄り

いや千葉県以外の人には「そもそも習志野ナンバーの車ってどこの県よ」というイメージをも持たれがち。

習志野ナンバーなのに管轄の本拠地「習志野自動車検査登録事務所」は船橋市習志野台です。

場所は「船橋日大前駅」や「八千代緑ヶ丘駅」の近く、住所は「船橋市習志野台」です。


住所がそうなので否定のしようがないのですが、実は習志野という地名は船橋市です。

船橋市習志野。
京成松戸線「習志野駅」は船橋市です。

船橋市内で
八千代市の境目にあって
印西がわりと近くて?
もうこの時点で千葉県民以外はおろか、千葉県北西部の地元の人も、ちょっとなに言ってるかわかんない状態ですよね。

かつての習志野ナンバー圏

かつて千葉県北西部は全域が習志野ナンバーだったんです。

関宿、野田、流山、松戸、柏、沼南、我孫子、鎌ケ谷、八千代、浦安、白井、印西、本埜、印旛、栄、そして市川、船橋、習志野です。

野田ナンバー登場

東武アーバンパークライン野田市駅

その習志野ナンバーからはじめに独立したのが野田ナンバー。

これは東葛エリアの急激な人口、自動車登録台数の増加に対応するのが主な理由でした。
キッコーマンも出資した東武野田線で知られる野田は、当時から歴史も町の深みも知名度もありました。

ご当地ナンバー登場

その後ご当地ナンバーというものが登場しました。
先陣を切ったご当地ナンバーは柏ナンバー、

その後、船橋ナンバー、市川ナンバー、松戸ナンバーと、人口の多い町は各市ごとにナンバーが誕生。

虫食いで独立していった市があまたある中、いったいいま習志野ナンバーってどこですか?

習志野ナンバー管轄の陸運局は船橋市なのに船橋ナンバーができたとか、そのへんを突っ込むといろいろ面倒なので、とにかく大好きな習志野ナンバーについて語ってみて、ご当地図柄のないこのマイナーな習志野ナンバーに図柄を作ったらどうなるか考えてみました。


エンタメとしては恐れ多く最大級に大きな部分に突っ込んでいくので、関係者のみなさんや詳しいみなさんは最大限におおらかに見ていただければ幸いです。
この問題点に関しては一番最後に一番大事な注意点を記載しています。

習志野は由緒ある地名

習志野は由緒ある地名です。
習志野というと、難しい歴史の話をすればいろいろありますが、ざっくりいうと明治天皇が名付けた「習志野原」からくる名前です。

習志野地区は、自治体として名乗っているのは習志野市であることには間違いないのですが、大きく見ると船橋市から八千代市、千葉市の幕張付近の一部までかぶるぼんやりとしたエリアが関わってきます。

ここも歴史好きな方はご存じ。
習志野駅は船橋市にあって、
じゃあ習志野市の中心駅はどこなの?

津田沼駅と言って異論はないかもしれませんね。

津田沼も北側の多くは船橋市。

この津田沼という地名も3つの自治体が合わさってできた地名です。
これくらい複雑なバックグラウンドを持っているので古くからある習志野ナンバーイコール習志野市ととらえるのはなかなか厳しいかもしれません。

千葉北西部の土着だと習志野ナンバーイコール習志野市というイメージで一致する人も少ないかもしれませんね。

こんなに由緒ある地名ですが、昔からある習志野ナンバーにはご当地の図柄がありません。

そうなんです。
もとから正当な理由で作られた千葉ナンバー、袖ケ浦ナンバー、野田ナンバーにも図柄がありません。

そこでいんざいパルケで想像してみました。

習志野ナンバー圏のご当地有名どころ

全国に示す絵柄になるために、習志野ナンバー圏ならではの有名どころや観光スポットを考えてみましょう。

2025年時点の習志野ナンバー圏

その前に今生き残っている習志野ナンバー圏は
「八千代市」
「習志野市」
「浦安市」
「印西市」
「鎌ケ谷市」
「白井市」
「栄町」です。
このエリアに図柄になるような観光地や有名なものって何があるかご存じですか?

桜の広場とか最近作ったものや各地にありがちなものではなく、全国に発信するという意味で歴史的な経緯や永続的な土地の深み、ユニークさを含めて紹介しますね。

習志野ナンバー圏有名なもの

1.東京湾・三番瀬・谷津干潟
2.印旛沼、手賀沼、利根川などの大きな河川湖沼
3.野鳥・水鳥・白鳥の郷
4・日本一の梨の産地
5.日本プロ野球発祥の地・巨人軍発祥の地・鎌ケ谷スタジアム
6.京成バラ園、谷津バラ園
7.古墳群・龍にまつわる伝説
8.馬と牧
9.団地発祥の地
10.旧新京成電鉄・日本軍と習志野
11.大型レジャー施設
12.東京ディズニーリゾート


梨はぜひ入れたいのですが、市川も船橋も梨。
市川に名前が似た市原も黄色い絵柄。
ということで、ちょっと今回は梨を抜きにしてみました。
あと、戦時中がらみのお話も抜きにしますね。
ではではこのエリアで広範囲に共通するものを入れていきます。

豊かな水辺

谷津干潟

北部から南部に至るまで共通するのが豊かな水辺ですね。
上の写真は東京湾にかかる谷津干潟。

三番瀬

潮干狩りで有名ですが、浦安市から広い範囲にいたる三番瀬エリア。

印旛沼

印旛沼

こちらは印西市側の印旛沼。
ほかに手賀沼も、旧江戸川も日本最大の流域面積を誇る利根川もあります。

ということで描いてみたのがこちら。

習志野ナンバーの絵柄干潟や印旛沼など


うーんこれだけじゃさすがに・・・。

水鳥や野鳥の楽園

谷津干潟や三番瀬で見られる鳥たち

水の自然が豊かなエリアということで、干潟には多くの水鳥がいます。カモメ、千鳥、カモなど。

谷津干潟自然観察センター

谷津干潟自然観察センター

習志野市谷津干潟の自然観察センター、ぜひ行ってみてください。
干潟には水鳥が本当に多いんですよ。

印旛地域の野鳥

本埜の白鳥の郷

あと、実は印旛地域にはカワセミやウグイス、メジロ、キジなどの野鳥のほか、野生の白鳥がたくさんいます。なぜか30年も前からモモイロペリカンもいますね。

ということで鳥を空に飛ばしてみましょう。

習志野ナンバーの絵柄案水鳥や野鳥

なんかありがちだなぁ。

巨人軍、プロ野球発祥の地

読売巨人軍発祥の地

谷津地区は読売巨人軍発祥の地、そしてプロ野球発祥の地です。
鎌ケ谷市には有名スタジアムもあります。
千葉北西部と言えば千葉ロッテマリーンズがすべてではないんですよね。

あと、鎌ケ谷市には有名スタジアムもあるわね。

千葉と言えば千葉ロッテマリーンズ、
という認識だけではないんですよね。
大事な歴史経緯もあります。
あの巨人軍のミスター長嶋茂雄氏は佐倉市の出身ですし。

ということで、鳥がボールを追いかけていく絵を描いてみました。

習志野ナンバーの絵柄案水鳥や野鳥と野球ボール

馬と牧

スポーツ有名人で思い出した。
そういえば馬にまつわる施設、いわゆる印西牧なども有名ですよね。
東京競馬大井競馬場のトレーニングセンター小林牧場やJRAの競馬学校がある白井市、武ゆたか騎手や藤田菜七子元騎手は白井の競馬学校出身なんですよね。
全国的に有名な中山競馬場も旧習志野ナンバー圏です。

ということで、馬に縁のある場所はほかの地域にもあるのでここでは野球をチョイス。
さすがに巨人のマークは直球すぎるので鳥がボールを追いかけていく絵を描いてみました。

日本団地発祥の地と千葉ニュータウン

谷津干潟の近くに袖ケ浦団地などがありまして、習志野ナンバー圏は団地が多いことも特徴ですよね。
なんといっても千葉ニュータウン。いやそれよりも忘れてはならないのが、八千代台団地。ここが日本団地発祥の地なのです。
こうしてみると有名スポットがたくさんありますよね。

水辺に鳥かぁ。すごく良いね。
でもどこにでも通じそうなこの絵柄はまだ弱いかなぁ。
もっときれいでおしゃれになれないかな。

バラ園

京成バラ園

それでは関東最大級で最近テーマパーク化の著しい八千代市の京成バラ園と、
京成電鉄が京成遊園地(のちの谷津遊園)の一部として開園し、現在は習志野市の経営の谷津バラ園。
どちらも歴史や規模も十分なポジションなので、ナンバーにバラの花を添えたらおしゃれになるかな?

とても華やかになりました。

大型レジャー施設

そういえば谷津バラ園はもともと谷津遊園の一部でしたね。
習志野地域の誇る歴史的なレジャー施設です。

旧習志野ナンバー圏のレジャー

野田のもりのゆうえんち

上の写真は野田市にあるもりのゆうえんち。

今でこそ分離してしまっていますが、野田の遊園地や清水公園、船橋エリアなど、昔からアミューズメントやレジャー施設に恵まれたこの旧習志野ナンバー地域。
かつて南船橋前や津田沼駅北側にも人工スキー場まであったのです。

ここで谷津遊園にもあった観覧車や、印西市に今あるBIGHOPの観覧車も合わせてこんな感じにしてみました。

なんと花火のようになってしまいました。
観覧車はどこにでもあるし、やっぱりユニークさが足りない。
よし、もう一押し。

あ。そうそう、巨大レジャー施設がもうひとつありました。
そして最後に天皇陛下の名付けた習志野にふさわしく、現代に君臨するもうひとつの王国の施設を描いてみました。

いいですか?

いきますよ。


そして完成したのがこれ。

フリー素材のイラストにヨーロッパのお城がありましたので、そちらを採用。
イラスト素材はあくまでヨーロッパのお城ですよ。


お城の代わりにかつて日本国として誇る当時の施設と悩みましたが、令和時代の知名度を考え、現在の習志野ナンバー圏でダントツに存在感を示すのはやはりこちらでした。


この図柄の一部に対してのご注意

「これ大丈夫なの?」
と思われた方も多いと思います。
ズバリあれですね、シンデレラ城とティンカーベルをほうふつとさせます。
言っちゃった。

ここで私、古巣であるディズニーの運営会社に聞いてみました。
とにかくオリエンタルランドなら伝手があるのでいくらでもお話はします。
今回は2回、別々の管轄にお問い合わせ。

10年ほどいた古巣なのでまぁお答えは知っていた通りでした。

1.商標や著作権の所有はあくまでアメリカの本社ウォルトディズニーカンパニーにあり、OLCはあくまでライセンスによる運営なのでその可否の権限は即答できないこと。

2.著作物そのものや園内のもの、著作権に直接ふれるものは、許可なくほかの目的物には使えないこと。(あと細かいお話は割愛。)とにかく最後は弁護士にご相談してみてください。とのこと。

初めの方のご回答は感謝100点花丸で、この企画に対してとても共感してくれ、ハッキリと答えられないことを心苦しいとのお返事してくださいました。

2つめのご回答も、それはまさにそれしか答えようがない的確過ぎる内容で、まあそうだよね、という感想です。

わざわざこのばかばかしい問い合わせに丁寧に答えてくださってありがとうございました。
そしてこの企画に共感していただきありがとうございました。
この場を借りてお礼を伝えさせてください。

で、私としては

本社に直接問い合わせるか、とも思いましたが、そもそも目的が
・「習志野」の図柄があったらどんな感じになるか想像してみた。
・「習志野」の有名どころの紹介。
・「習志野」の歴史や認知、愛着を広めること。

・エンタメと空想の企画であること。
が主旨なので、本社に問い合わせる前に出しちゃいました。

アメリカの本社に話をしてもきっと「いいね!面白いね!」と言ってくれるでしょう。

あと、今回使用させていただいたイラストはイラストAC様より使わせていただいています。
この点でむしろイラストレーターの方に万が一という点で、火の粉が飛ばないように、ご迷惑をかけられないので、あえて著作者の名前は控えました。
ほんとは紹介したいのですが。

では、最後に問題。

このナンバープレートの番号は何の意味を持つ番号でしょう?

ヒントは「習志野の歴史」。

みなさんは習志野ナンバーの図柄がこんなのだったら、どう思いますか?

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自己紹介
いんざいパルケ
いんざいパルケ
「もの・こと・ひと」の取材、発信  印西市の魅力発信 郷土愛、市内地区間の愛着の育み いんざいパルケは2005年に立ち上げた 千葉県印西市を拠点とする個人ブログです 歴史・観光スポット・イベント・自然・ 生活の役に立つ情報・伝統の記録 など公共寄りの情報発信を行っています
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