印旛日本医大駅からすぐの松虫姫公園。
ここには牛の石像と牛むぐりの池というものがあります。
印西に、しかも日医大地区になぜ牛なのか気になる方も多いかと思います。
さてここで問題です。
問題
Question
松虫姫公園の牛はいったいどこを見ているのでしょうか?
松虫姫公園に白い牛の像があるのをご存じですか?
この牛、ただの牛ではないのです。
近くから見ると人の顔らしきものが!
こちらは聖武天皇の娘、松虫姫です。
さて、この牛さん、ただこうしてたまたまこの方向に向かって置かれているわけではなさそうです。一体何を見ているのでしょうか?
ヒント2
近くの休憩所にはなぜか東西南北の案内があります。見晴らしが格別に良いわけでもないのに、なぜここにわざわざそんなの描くのでしょうか?
わかりましたか?
これは歴史の問題ではなく、どちらかといえば物語好きやロマンチストにわかりやすい問題です。
答え
Answer
西の都 (奈良県)
西の都?
なぜかというと、近くの東西南北の案内では牛の向いているほうは西南西。
そしてこの牛は当時の都「奈良」からやってきました。
投身してしまうほど哀しみに暮れた牛が見ているのは西の方「奈良の都」と推測されます。
もしくはこの途方もない辺境の地に到着した姫と牛が、故郷を見つめている姿か。
ごめんなさい、ここまで書いておいて答えは推測です。
が、西の方というのは正しいです。
これ、千葉ニュータウン造成時に作られたものですが、こんなところまでこだわって造られていたのだと思うとなかなか粋ですね。
印西うんちく検定じゃないですが、市外から来られた方に少しでも「へぇ~」と思ってもらえるネタを更新していこうかと思っています。
知り合いや家族が遊びに来たときはぜひ使ってくださいね。