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いんざいパルケを開設した理由と再開した理由

こんにちは。
長らく更新しなかったいんざいパルケを再開して、以前からあったページを作り直しています。2019年3月現在ようやく3割ほどになりました。
再開してしまったことで「何やってんだろう…」とは思いつつも、いずれまたやめようかな、と思った時の自分に向けたメッセージとして書き留めておきます。

いんざいパルケは2005年の春に開設しました。
URLはインターネット契約しているプロバイダの無料で与えられるフリーアドレスでした。
この時点でいかに肩の力の抜いた趣味程度ではじめたものかおわかりいただけると思います。
今は自分の好きなURLを契約する料金もとっても安くなりましたのでこのURLになっています。

いんざいパルケのきっかけ

はじめたきっかけは、街歩きと風景写真を撮るのと歴史が好きだからです。

実は日常でお世話になった街は印西よりも市外県外の方が想い出に残っています。
学生時代や仕事、ほとんどは印西とは無関係。だからもしかしたら「いんざい」パルケではないものが作られていたかもしれません。
私は印西市よりも他の街にお世話になる時間の方が長かったため、印西にはあまり目が向いていませんでした。
「どこに住んでるの?」
「千葉の柏とか成田の方。」「船橋と成田の間らへん。」
そんな会話が何年続いたことか。

どこの土地に行っても良いものはたくさんあります。
しかし、それは視点を変えれば印西にも言えることです。改めてゆっくり歩いてみるとほんのささいな風景に癒されていることに気づきます。

写真なら載せるだけだし、難しいことはいらないよね。

と思ったものの、せっかくだから印西を知らない人にこういう感じの街だよ、ということを知らせる意味を持たせてもいいのではないかと思いました。
印西に引っ越してくる人にこの無名の実態のわからない街がどんな感じなのかを紹介するために、写真をたくさん使って紹介しよう。
何がどうすれば良いかわからない人のために、生活にかかわるものをわかりやすく紹介しよう。
こうして「いんざいパルケ」がはじまりました。

そうは言ったものの、本当の理由は身内が亡くなったことがきっかけです。
身内の故郷が印西だから、この街の今の姿を記録として残そうとした思いが本音です。

更新できなかった時期

そんなに気張って作っていたわけではないし、単に仕事で忙しかったというよりは市内で行動する時間がほぼなかったからです。
印西に住んでいない期間も数年ありました。
それに印西市は本埜や印旛と合併して面積が倍近くになりました。印旛はご存知の通り、昔ながらの地名を受け継いだ由緒ある自治体ですし、生活圏がまったく異なる地域もあります。

エネルギーが無くなってしまったというのもあります。
今まで狭い範囲でやってきたものですから情報の収集が追い付かず仕舞。

それに、たいして見ている人もいないよね、こんなサイト。という気持ちがあったので自己満足の気まぐれ更新。

再開した理由

再開しようかなと思ったきっかけは、ちょこちょこといただいた「メッセージ」やふとした時に話に出て「見ていたよ」と言われたことです。
こんなのでも当時見ていた人がいたことが単純に嬉しかったです。

あるきっかけで市役所の人と話すことがありました。「市役所内で誰が作っているのか噂になっていたよ。」という話が耳に入りました。そういえば以前も観光課の人に言われたことがありました。
市役所のみなさん驚かせてすみませんでした。そして勝手にコピーサイトのようなものを作ってしまい申し訳ありませんでした。

再開して思ったこと

まず、再開するにあたり「他のかたとバッティングしない」ということを気を付けています。あまり他の方のブログやメディアを見ていないのでかぶっていたらすみません。
直接の理由ではないですが、同じようなサイトがあったら再開はしていませんでした。

再開直後に知らぬ間に何人かの方(ブロガーさん)が広めてくださいました。
それが本当に再開直後だったので驚いたのですが、こうして気にかけてくださったことには月並みながら感謝の言葉しかありません。正直に嬉しかったです。ありがとうございます。

印西に引っ越してくる人にこの無名の実態のわからない街がどんな感じなのかを紹介するために、写真をたくさん使って紹介しよう。
何がどうすれば良いかわからない人のために、生活にかかわるものをわかりやすく紹介しよう。という目標はおしまい。

今は数々の素敵なブログや紹介サイトができて、個性的にそれぞれのスタンスで内外にためになることを伝えてくださっています。
いんざいパルケなんかよりずっと役に立つし、生活に関わる身近なことをいち早く伝えてくださっています。

これからのいんざいパルケ

メディアというのは言い方一つでイメージが独り歩きしてしまいます。
だから気を付けないといけないと言い聞かせています。
そしてどの土地にも歴史があり人が生活しているから敬意を持って接したい。それがなかなか難しいんですよね。

物事には人それぞれの見方があります。同じものでも感じ方が違います。

そんな見方の違いが切磋琢磨しながら時代は進んでいくものだと思っています。
いんざいパルケがその中の材料のひとつとして、暇つぶしの読み物のひとつとして、膨大な情報に囲まれた中でひっそりとあり続けられたらいいかなと思っています。

あまりどっぷりつからず、疲れたら休みながら更新していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

このようなページを読んでいただき、ありがとうございました。