印西の観光スポット

印西は釣りスポットの宝庫!印西の河川や湖沼、釣り堀を紹介

いくつもの河川や湖沼に囲まれている印西市内には釣りスポットがたくさんあります。

印旛沼水路
印西市は周囲を河川や湖沼に囲まれていて、水辺と触れあえるスポットの宝庫なんですよ。
しかもただ釣りができるというだけではありません。舟釣り(ボートフィッシング)やバス釣り、フナ、エビ、そして巨大な魚まで、場所によって大きく様子が異なるのが魅力です。そしてそれぞれの水辺から見える景色も異なり、出会える生き物も違います。

昔は毎日やっていて今はすっかり遠のいたフィッシング。
職場が海の近くでしたので、道路からイカを釣っている人たちやアサリを採っている人たちをよく見かけていました。

それからよく見かけるのが海上フィッシング。やってみたいけど酔っちゃいそうです。
漁師さんはすごいですね。

「釣り」というと少しネガティブなイメージを持ってしまうかもしれません。私も子どものころにあれだけ夢中になった釣りですが、今では残酷でかわいそうという気持ちの方が強くなります。また、ここは釣りして良い場所なの?なんて心配もありますので、そうやみくもにできるものではなくなりました。

でも、釣りは自分で実際にやってみると、楽しさだけでなく、魚を釣る大変さ、生き物のかたち、生命の尊さ、さまざまなことを学ぶことができ、関わるものに直に感謝できます。みなさんが知らず知らずのうちに誰かが釣ったり捕ったりしている魚を食べているその過程を知り、さまざまなことを気づかせてくれると思います。

さて、難しい話は少し置いておいて、ここでは印西市内の釣りスポット、川や湖沼と触れあえるスポットのそれぞれ違った特徴を紹介しますね。

手賀川、弁天川、六間川など (木下地区)

私が風情ある風景に魅了された川です。手賀沼から利根川へ流れる流域の途中。手賀川と弁天川、六軒川です。

周辺は地平線が見えるような田んぼが広がっていて、途中では成田線が川をまたぎます。

木下付近の成田線橋梁と成田線

うーん気持ちがいい!!以前はボラやスズキもいたくらい豊かな生態系を保っていましたが、現在確認できるのはギンブナやコイ、クチボソの仲間であるモツゴなど。ブラックバスやブルーギルなど。ナマズもいるそうですよ。

手賀川

※地図は川や湖沼がどのような位置でどのような雰囲気かを示しているもので、釣りポイントを示しているわけではありませんのでご注意ください。

手賀川の風景

オオハクチョウよりも大きいコブハクチョウが何羽もぷかぷかと気持ち良さそうにしています。
土日は小さな遊覧船とめぐり会えるかも。
手賀川は手賀沼とつながっています。現在は手賀沼の北柏付近でも白鳥がいるようですね。

弁天川

※地図は川や湖沼がどのような位置でどのような雰囲気かを示しているもので、釣りポイントを示しているわけではありませんのでご注意ください。

 

印西市木下の弁天川

木下駅北口から見える一番初めの川で、遊歩道が作られているので水辺が触れるところギリギリまで降りていけます。

六軒川

※地図は川や湖沼がどのような位置でどのような雰囲気かを示しているもので、釣りポイントを示しているわけではありませんのでご注意ください。

 

六軒川の遊歩道弁天側よりも少し川幅があり、川辺に遊歩道がありますのでただ散歩するだけでも気持ちがよいスポットです。

以前はここでもヤマメやフナなどが釣れ、いわゆるアクティブなバス釣りとは少しだけ離れたフィッシングが楽しめました。現在はどのような魚が住んでいるのでしょう。

手賀沼の柏方面から利根川をつなぐ川なので流れがほとんど無く、さまざまな生態系がミックスされているのも特徴です。非常に大きな魚を見る時もあります。その多くはライギョ。

利根川 (木下地区)

言わずと知れた日本一の流域面積の利根川。
下流なので穏やかに見えますが、流れはかなりありますのでご注意。

利根川

※地図は川や湖沼がどのような位置でどのような雰囲気かを示しているもので、釣りポイントを示しているわけではありませんのでご注意ください。
利根川

そういえば鮭を釣って食べてるよ、なんていう人もいました。本当でしょうか。
水門付近では、巨大な鯉が群がっていることもあります。茂みの奥では小魚がたくさん泳いでいます。
川エビもたくさんいますので、夏場に朝4時ころに釣りに出かける人もちらほら。場所によっては流れが強いため、地上からフィッシングするのは少し大変かもしれませんね。

利根川についてはこちら

印西市木下駅周辺の飲食店紹介
木下駅徒歩10分圏内の飲食店・カフェ・食べ歩きを紹介千葉県印西市の成田線木下駅から徒歩10分圏内のランチ、飲食店、カフェや食べ歩き店などを紹介しています。...

亀成川(発足、亀成~滝~牧の原地区)

こちらは利根川とは正反対の趣を見せてくれます。いわゆる田んぼの畦道(あぜみち)がよく似合う川で、手賀沼方面に近づくほど川幅が広くなります。この景色は趣があって本当に癒されます。特に亀成地区、木下街道から見る川の姿はナイスビュー。

亀成川

※地図は川や湖沼がどのような位置でどのような雰囲気かを示しているもので、釣りポイントを示しているわけではありませんのでご注意ください。

亀成川亀成川は印西牧の原エリアや滝エリア付近は里山の風景が広がります。小川になっていて、ザリガニやタニシ、小魚がたくさん泳いでいます。小さな子どもたちが遊んでいるのを見かけますね。アミひとつでいろいろな水の中の生き物と出逢えます。
現在は造成されてしまった部分も多いですが、まだまだ自然の姿を残す場所も多いです。
亀成川の現在の最上流地点は牧の原公園の調整池になっています。

釣りを楽しむなら松山下公園周辺の下流域の方が人気があるかもしれません。

将監川 (しょうげん川)(小林地区)

印西市と栄町を流れる将監川
※地図は川や湖沼がどのような位置でどのような雰囲気かを示しているもので、釣りポイントを示しているわけではありませんのでご注意ください。

 

将監川はもともと利根川の一部。今では隔離された流れのほとんどない川です。
周辺は農地や雑木林、茂みなので、自然の風景を味わうことができます。視界にあまり人工物が見られないので、のんびりしています。

将監川ではブラックバスやブルーギル中心となるのですが、ボートを出してのんびりと釣りを楽しむ人もチラホラ。
釣りを楽しむには絶好のスポットですが、昔はブラックバスやブルーギルばかりでした。

印旛沼(印旛地区)

関東で2番目に大きな湖沼である印旛沼。
うなぎで有名ですが、印旛沼は上記の河川とはまた違った姿を見せます。

西印旛沼

※地図は川や湖沼がどのような位置でどのような雰囲気かを示しているもので、釣りポイントを示しているわけではありませんのでご注意ください。

印旛沼ここでおすすめなのがフナ(鮒)釣り。
竿を持って静かに待っていると、この地平線のような風景と広い空に吸い込まれそうになります。
周辺には貸しボートもありますので、気軽に利用することもできます。

北印旛沼

※地図は川や湖沼がどのような位置でどのような雰囲気かを示しているもので、釣りポイントを示しているわけではありませんのでご注意ください。

印旛沼ワラ(藁)を束ねて沈めておくと、夕方や次の日には小さな小さなエビが入っている時もありますよ。ただし、いまは少し生態系が崩れているかもしれませんね。

注意点:
カミツキガメにお気をつけください。
沼地と陸地の境界がわかりづらい所が多いので、足下に気を付けましょう。

印旛捷水路

※地図は川や湖沼がどのような位置でどのような雰囲気かを示しているもので、釣りポイントを示しているわけではありませんのでご注意ください。

 

ちょうど良い川幅とのんびりした風景に癒されます。

注意点:
周辺の土地は私有地である可能性がありますのでご注意ください。

スポンサーリンク



印西市周辺の釣り堀

真嶋園

収容人数200人を超える大きな釣り堀です。

住所:千葉県印西市将監34

 

ヘラブナ八十八

収容数は70人ほどの規模ですが、女性・子ども料金がありリーズナブル。

住所:千葉県印西市安食卜杭 千葉県印西市安食卜杭247−1

 

将監

大池と小池で300人ほどを収容できる釣り堀です。

住所:千葉県印旛郡栄町脇川96

甚兵衛沼

なんと陸釣りと舟釣りができてしまう300人収容規模の大きな釣り堀です。
舟は50隻ほどあるそうです。

所在地:千葉県印西市甚兵衛31

谷養魚場

北印旛沼を越えてすぐ。パターゴルフがあったりお魚をたくさん見ることができる観光要素いっぱいの施設です。家族て訪れても楽しい。

所在地:千葉県成田市下方1379

周辺の釣具店

釣り具のポイント (千葉県白井市桜台1-1-5アクロスプラザ内)
WILD-1 (千葉県印西市原1ビッグホップガーデンモール印西内)
佐藤釣具店 (千葉県印西市木下1402 旅館銚子屋並び付近)
へら鮒釣具冨田 (千葉県佐倉市王子台5-36-4京成臼井駅とユーカリが丘の中間)

釣り専門動画

釣りビジョンVOD
バス釣り/磯釣り/船釣り/初心者向けHow to動画7,000本以上

釣りをされる方や白鳥を観察される方へお願い

印西市には希少生物が住む川辺や白鳥が生活をするエリアがあります。近年、川辺のごみの放置や汚染が目立つようになり、生き物たちが今までのようにゆっくりと生活することができなくなってきているようです。
また、周辺は私有地になっている所もあります。

決して印西市域だけに限った話ではありませんが、せっかくの自然豊かなこの風景。私たち一人一人がその姿を守り、生き物たちとともにこの自然の恵みの中で楽しみ、憩うことができれば最高ですよね。それこそ自然との共生です。

どうかフィッシングを楽しまれる方のみならず訪れる皆さまが、次に来た時も気持ちよく迎えてくれる自然であるよう、この風景に感謝しながらお帰りいただくよう願ってやみません。

こんな記事を書いておいて心苦しいのですが、ぜひみなさんでこの自然、生き物たちの生活をそっとしておいていただければ嬉しいです。
そうすれば自然や生き物たちはきっとみなさんの前にいつまでも姿を現してくれるでしょう。