
千葉県立印旛沼公園
印西市にある県立公園としてのポジションにある印旛沼公園は、印旛沼を見下ろす小高い丘になっています。ここは鎌倉時代の師戸 (もろと)城址。なんとこの城址こそが印旛沼公園です。
今はただの高台に見えるこの公園ですが、実はとても保存状態が良く、昔の城址のままの形を見ることができます。
こちらで有名なのが梅園。冬の終わりを感じる2月頃には美しい梅の花見を楽しむことができます。
印旛沼を一望できる展望台があり、深い緑と広い空に包まれた公園の向こうには水面を渡ってくる風や水鳥などの自然を体中で感じることができます。
ピクニックをするには最適☆

パークガイド | 芝生広場 自由広場 (ご利用は予約が必要です) ちびっこ広場、子ども向け遊具 展望台 花木園、梅園 空掘(鎌倉時代に築かれた師戸城の堀をそのまま残している空堀) |
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自由広場 | |
梅園 | 約50本の梅の木が並んでいる梅園は、2月頃になると梅の花が見頃となり、多くの方々が梅の花を観賞するために訪れます。 |
敷地面積 | 53,000㎡ (5.3ヘクタール) |
入園料 | 無料 |
駐車場 | 無料 |
休園日 | ー |
お店 | 園内にお店はありません |
住所 | 千葉県印西市師戸 |
アクセス | ★電車とバス 京成線「京成臼井駅」より「印旛日本医大駅行き」バスで約10分、「師戸」下車、徒歩5分 ★車と徒歩 県道64号線沿い、印旛沼の船戸大橋の付近を奥に入ったところにあります。カーブのある場所から小さい橋を渡ったところです。 |
問い合わせ | (株)塚原緑地研究所 043-279-8005 塚原緑地研究所 |
師戸城とは
師戸 (もろと)と臼井 (うすい)
師戸城とは師戸氏によって築かれた臼井(うすい)城の支城です。臼井城は、印旛沼の対岸にあった臼井氏の居城で、この2つの城は舟渡しで結ばれていました。
師戸城は臼井城を守る際、その立地や近さで大きな役割を果たしていました。
かつてこのお城は地元民に龍ヶ谷城 (りゅうがやじょう) と呼ばれて親しまれていました。この地域は龍にまつわる逸話が多く、その繋がりも面白いですね。
師戸城歴史ツアー
時期によってはこの断崖のような地形にそびえたった師戸城の歴史を探るツアーが開かれていることがあります。詳しくは下記リンク先をご覧ください。





「見晴らしがよく印旛沼が一望できる」というだけではなく、お城の歴史を想像しながら歩くと全く違った景色に見える印旛沼公園。
梅や広場も楽しみの一つですが、起伏のある見通しの悪い道のその先にあるものがどんな意味を持っていたのかを感じながら歩いてみてくださいね。
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