印西のイベント

六軒厳島神社の年越し神輿【年末イベント】|千葉県印西市

六軒の厳島神社年越し神輿
六軒の厳島神社年越し神輿
六軒の厳島神社年越し神輿
六軒の厳島神社年越し神輿

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Shadow

みなさん年末はいつもどのように過ごされていますか?
私はかつて10年間、年末年始を職場で過ごしていました。楽しい職場でした。
そうでなくても華やかな場所にいたり、人ごみの中にいたりすることが多かったです。
ここ数年・・かえって家で過ごす年末がとても不思議な感覚です。

地元の年越し神輿を一度は見てみたい!という方でも、さすがに冷え込んだおおみそかの夜にあまり情報がない場所の年越しを見に行くのは少々ハードルが高いですよね。

というわけで情報のひとつとして、その時のレポートを書いてみました。

六軒は「ろっけん」。
弁天はそのまま「べんてん」と読みます。

レポートはとある年の年越し神輿ですので、年によって内容は異なります。
その年に開催されるかどうかは事前に観光協会などにお問い合わせください。
「こんな感じ。」程度にご覧いただければ助かります。

 

六軒年越し神輿とは

六軒厳島神社の年越し神輿

印西市大森の六軒年越し神輿は2020年で30回目を迎えます。
1991年 (平成3年) から行われている比較的新しい伝統行事です。
・地域振興・地域活性化
・地域住民との親睦を深めること
を目的としています。

祭礼の会場は木下地区

厳密に言うと大森の六軒という地区の厳島神社となります。
この辺りは木下界隈では下町や幸町と言ったり、大森は六軒や古新田 (こしんでん)、七畝割 (ななせわり) などといった地域名で呼ぶことが多い歴史ある土地です。
ちょっと混乱しますので、いんざいパルケではわかりやすくあえて「木下地区」というくくりで紹介させていただきます。

六軒の弁天様

六軒厳島神社

厳島神社ってあの・・?

厳島神社という名前は聞いたことがある人も多いかと思いますが、こちらは江戸時代前期 (延宝 1673年~1680年) に、この地の開拓に携わった宮島勘右衛門が安芸の宮島 (広島) から勧請したものと言われています。
のちに水神社も合祀されて、「六軒の弁天様」として地域の人々に親しまれています。

年越し神輿のスケジュール

開催日 :12月31日大みそか
開催時間:夜21時~年越し後まで

※開催実施に関しては年によって中止となる可能性もありますのでご注意ください。

年越し神輿のイベント内容

会場

入場無料

無料:とん汁・年越しそば・甘酒・しし鍋などのふるまい
有料:御札・御神矢・絵馬など
焚火数か所:暖がとれます

会場では地域の人たちによって甘酒のほか、とん汁や年越しそばまでふるまわれます。
500食の年越しそばが終了となるほど盛況。

六軒の年越し神輿の年越しそば

会場には焚火もあり、こころなしか暖かい。

六軒厳島神社の年越し神輿

イベント内容

21時~ 布佐ひょっとこ睦のお囃子 (おはやし)
21時~ 印旛龍凰太鼓
0時~ 神輿 下総誠粹會万灯神輿

21時から音を奏でるステージが繰り広げられます。

六軒の年越し神輿の太鼓

年越し神輿は、地元神輿愛好会によって担がれる日本神輿協会所属の下総誠粹會の万灯神輿が厳島神社の境内を練り歩きます。

下総誠粹會の万灯神輿

去る年の厄を落として、来る年の希望を願う祭礼として元旦1時頃まで続きます。

開催場所と行き方

開催場所:千葉県印西市大森4336 六件厳島神社

六軒の弁天川

電車と徒歩の場合

JR成田線(常磐成田線・我孫子支線)木下駅下車
※成田線は毎年終日深夜運転 (0時~始発) を行っています。年によって運行状況は異なります。

木下駅北口信号を左、すぐに右の路地に入り進むと朱い橋 (六幸橋) があります。

橋を渡り、川沿いに進みます。

信号のない通りを渡ってさらに川沿いを進むと厳島神社です。

車の場合

国道356号線バイパス大森交差点から、県道4号千葉龍ヶ崎線布佐駅方面に進みます。

京葉銀行の先すぐ、川 (弁天川) を渡って川沿いを左へ進むと厳島神社です。

ところが駐車場はありませんので、確実なのは木下駅北口・南口のコインパーキングに停めます。
※当日は中央公民館、近隣の銀行の駐車場に停めることができました。(要確認)

あとは「電車と徒歩」と同じ行き方です。木下駅から歩いて7分くらいです。

駐車場に関して

2020年現在確認が取れているコインパーキング
木下駅北口信号左手すぐ
木下駅南口駅前
木下駅南口ロータリー右手約100mほど
木下駅南口郵便局となり
木下駅南口商店街駅側
など

下記の場所利用は正式な確認が取れていません

中央公民館 (会場から徒歩4分ほど)
京葉銀行
千葉銀行




行ってみての感想

太鼓の音が遠くまで響き渡っていて、その音に心が躍りました。
私が向かったのは21時。まだはじまったばかりです。
会場はこじんまりとしていますが、すでに目視50人以上が来場されていました。

六軒の厳島神社年越し神輿

ここまで書いておいて実は年越し神輿が始まるまではいられなかったのですが、神輿の時はさらに人出が増えて賑やかだったと予想されます。
子どもたちもたくさんいて、古くからある地域ならではの気さくな雰囲気を感じました。

始まったのが30年前ということ。
比較的最近にはじまったイベントということで歴史風情をそっぽに置いて書いてしまうと、以前行っていたランタンイベントとセットだとさらに盛り上がるのかなとも思ったり・・。主催側は大変ですけれど。

車社会の印西市では、木下地区全体として駐車場問題をはじめ、細い通りが多いのがネックです。そして交通量も多い。
歩けばさほどの距離ではないものの、やはり他地域の人が家屋が密集している道を歩くのは迷いそうで不安です。
駐車場もあっちこっちに散らばっていて情報もあやふやなので、そういった問題も解決され、よりオープンで固定的な情報公開がされればもっと地域が活性化されるのかなと感じました。(いんざいパルケがやりなさいよ、という話ですが・・)

ですが、一度でも行ってみると千葉ニュータウン地区では味わえないその雰囲気に心がほっとします。
木下駅南骨董市などを含め、木下地区のイベントに行ったことのない人もぜひいつか足を運んでみてください。

そしてふいに見つけたちょっとした細い細い路地を探検してみてください。
今まで見たこともない情緒ある風景が発見できるかもしれません。
そして地元の良い出逢いがあるかもしれません。

 

六軒厳島神社の年越し神輿

開催日:12月31日
時間:21:00~25:00頃
入場:無料
主催:六軒年越し神輿実行委員会
後援:印西市観光協会
神輿:下総誠粹會