いんざいパルケ終了のお知らせ
みなさんこんにちは。
いつもいんざいパルケを見ていただきありがとうございます。
いんざいパルケも今年2025年5月で20周年となります。
良い節目ですね。
以前、仕事なんたら書きましたが、順調に回復し、公私ともに更新する余裕ができました。
結論から言うと、いんざいパルケは2025年6月をもって終了します。
いんざいパルケを終了する理由は、
「印西がいんざいパルケを必要としなくなった」と感じることが一番の理由です。
この数年間、だいたいここ10年くらいでしょうか、印西市はものすごいスピードでめまぐるしく変化していて、
その変化を見てきました。
物理的な変化とともに、住民の雰囲気や価値観も変化していて、とにかく印西市は変わり続けています。
そんな中、この数年は市内を駆け回り、時間を作り、何度も足を運んではその風景や文化、イベントを記録しようと勝手に活動していました。
ブログ更新よりも撮影したものと記録のストックはものすごい数になっていますが、時代の変化とともにこれを公開しても無意味だと感じることが多くなりました。
印西市の記録を残し、昔から住む人たちには印西市に愛着を持ってもらいたい。
新しい住民のみなさんにも印西の成り立ちや歴史を知ってもらい、印西にもっと興味を持ってもらいたい。
あまり知られていない土地の人の風習や深みを伝え、偏見もなくひとつの印西として見てほしい。
そんな思いではありましたが、なぜか勝手に責務というようなものを感じてしまっていました。
でももうそんな必要ないかな、と。
印西市は観光協会も変わりつつあり、発信力を高めようとしているようです。
いんザイくんもがんばってますね。
私のブログを読んでいただいているみなさんや、YouTubeを最後まで見てくださるみなさんは気づいたと思いますが、
私の場合、印西市にもとからある魅力を伝えています。
そして、最後にそれを支える人たちの存在を伝えています。
例えば美しい里山。
人が見ていない時間に剪定したり、草刈りをし活動する人たち。
何百年も続く祭礼。
地元の人だけでお金を集め、ボランティアで働き続ける地域のつながり。
新しく交流しようと奮闘する団地のイベント。
立ち上がり知恵を絞って長年続けている人たちの姿。
また、ニュータウン初期の話や印西の昔の話題に強く、個人的に人のつながりからその話を伝え続けていました。
知っていました?牧の原北側住宅地は最近まで大部分が「別所」だったのです。
ということは牧の原の子どもたちは別所の獅子舞や祭礼の伝承を受け継げる資格を持った由緒ある土地の子たちなんですよ。
というような感じで。
そんなバックストーリーを伝え、たとえ1人でもちょっとでも印西の土地に愛着を持ってもらおう。
その土地の歴史や魅力を子どもたちに、ちょっとだけ伝えてくれたら、また次につながるのではと。
今年、はじめて木下地区(六軒の祭礼)に千葉ニュータウンの人たちが混ざり、一緒になって盛り上げてくれます。
実は私もひそかに何年も前からずっとなんとかできないか考えてきたことです。
地域が支えた100年以上続く神様が乗った神社神輿の祭礼を、地域を越えて盛り上げる。
いや同じ地域(印西)として盛り上げるんですよね。
何年後かには親御さんも一緒におにぎりを握ったり炊き出しをして楽しめるのかな、それを企画し声をかけてくれた方、それに賛同してくれた千葉ニュータウンの代表の方々や神輿会のみなさん町内会のみなさんに最後に最大の感謝を伝えたいです。
それが各地に広がるのかなと想像してみたり。
とまあ
いんざいパルケの終了に関してはあまりネガティブなことは言えませんので、
これで長い語りはおしまい。
これからは私自身を支えてくれた千葉県北部エリア、そして茨城県南部への恩返しとして
「千葉北パルケ」として続けます。
ボランティア・無報酬のスタイルでしたし、撮影も企画も執筆も動画編集、許可取りも絵描きもすべて1人で続けてきたので、もっと気楽にフリーな感じでやっていきたいと思います。
「公共的で中立的で、陰ながら支える人たちや土地の魅力に脚光を当てる、いままでのいんざいパルケはもういません。」
ととらえてください。
スタイルを変えるつもりです。
いままでいんざいパルケを応援してくださったみなさん。
本当に本当にありがとうございました。
応援し続けてくれたみなさんに感謝しかありません。
さようなら。
アディオス!