印西の防災・防犯

MyCityReport(マイシティレポート)|印西市の街中の不具合や困ったを報告できる|利用法と注意点

マイシティレポート

道路を歩いていたら穴ぼこがあったり、雨水が流れなくて困っていたり、公園の水道が詰まっていたりと、わざわざ電話するほどではないけれど「ちょっと困った細かいこと」ありますよね。

そんな「街のちょっと困ったこと」を気軽に報告できるアプリが「My City Report (マイシティレポート)」です。

情報は2022年11月7日時点です。
内容は公式だけでなく個人的な考えも書いています。

マイシティレポートとは

マイシティレポートMyCityReport公式サイトより

「市民協働投稿サービス」 で個人登録をしておくことで、スマホから写真付きで印西市に街の困ったを報告できるシステムです。

2022年9月で32自治体、千葉県では千葉市と印西市のみの導入となります。

公式サイト→ https://www.mycityreport.jp

困ったの例

道路がボコボコです。
側溝が枯葉で詰まっています。
街路樹が折れて危険です。
歩道が雑草でふさがれています。
交通標識が見えづらいor消えています。
児童公園の水道が詰まってます。トイレが詰まってます。
通るといつも粗大ごみや家庭ごみが散乱しています。
横断歩道が必要ですor通学路なのに見通しが悪いので信号機が欲しいです。

報告する上での注意・心がけたいこと

あくまで公共共用スペースの困ったに限ります

個人的な問題は報告対象になりません。
「近所の誰々だけゴミの出し方がひどい」
「お隣の樹木が自宅にかかる」
「上の階の人がたばこをポイ捨てする」
などは個人間や自治会・地区町内会内の話が大きいです。
※個人では解決できないものもありますので、警察や市へ相談するための窓口があります。

報告内容は市民が閲覧可能です

アプリに報告されたものは写真付きで閲覧可能です。
できるだけわかりやすく、そしてプライバシーに配慮した報告を心がけましょう。

報告履歴は保存されます

個人での気軽な報告ができて便利ですが、その履歴は残ります。

市が行動できる範囲には限りがあります

国道は国が管理
県道は千葉県が管理
交差点は警察が管理
所有者不定の土地や個人宅への依頼
など、印西市がどんなにお願いしても後回しにされて実施されないことも多々あります。

現状の修正、改善が主です

例えば、電車やバスの本数が少ない、歩道が狭い、家の前にビルができて困るなどの街への要望は別途意見書を出せるところがあります。
報告は可能ですがすぐに取り組めるものではないため、その点も考慮しましょう。
ただ、そのような問題でもすぐにできそうな改善方法などを提案するのはアリではないでしょうか。

 

 

使い方

登録はしていますが、使ったことが無いため「使い方」はざっくり書いています。

1. インストール

マイシティレポート

公式サイト「https://www.mycityreport.jp」からiphoneまたはAndroidのアプリをダウンロード

2. 情報登録

アプリ起動後の流れに従って情報を入力します。
基本的に市民の一個人の情報は入力するものだと思ったほうが良いかと思います。

3. 写真撮影

気になる箇所を写真撮影します。
人、名前など個人を特定できそうなことはなるべく控える方がスムーズに話が進みそうです。

投稿・報告時に写真撮影することも可能です。

4. 報告

アプリを通して投稿します。
簡潔にわかりやすく説明も加えます。

・場所
・現状、状況
・改善の提案

報告・投稿方法

オレンジのボタンをタップ

マイシティレポートの使い方  

矢印
「場所を+印に合わせ」「レポート分野選択へ進む」をタップ
マイシティレポートの使い方
矢印
該当のレポートにチェックをいれる
マイシティレポートの使い方
矢印
「写真を添付」「レポート内容を入力」して投稿
マイシティレポートの使い方

 

街の問題は市民みんなで解決できることも多い

それぞれ個々の判断で報告が気軽にできるようになりとても便利になりました。
しかし、街の細かい問題には住んでいる住民によって解決できることもあります。

例えば、他の自治体を見ていると
「道路にゴミが落ちている (写真には小さな紙切れ1枚)」→「拾いました」
という報告が多数あります。

これは善意のある市民の活動の報告なのですが、
市への要望「ごみ落ちてるから拾ってください。」
として報告する方もいると仮定します。
「それって市議や市役所へ言うことかいな。」
と思う人もいるかもしれません。

報告先は市や議会ではなく、自治会や町内会、住宅の開発企業などを通して解決することも多いです。
そのための自治会であり町内会でもあります。
地域活動が盛んな所は、ボランティアでごみ拾いをする人が多い地域もあります。

私も近所で気づいたとき、余裕のあるときはくずごみを拾って自宅のごみ袋に捨てることも多いです。
しかしながら
「自分がその自治会や町内会に所属していないけれど、いつも通りがかっていてちょっと気になる点」
などはその人の一視点として報告してはじめて動くこともあります。

そういった線引きというか、判断も難しいところだと思います。

→ 「個人」や「住民」でごみ拾いは追いつかない
→ 「役所」で対応するがごみ廃棄がひどい
→ 地域問題として話し合い、対策
→ 市全体の問題として取り上げる
など

 

現実、私の住んでいる自治会内ではいくらでも問題提起して上げてもらい解決できますが、
「あそこのごみステーションはいつも荒れているけど、どうしたらいいのかなぁ?」
と思うこともあります。

これはただのクレームツールとかそういうものではなく、私たち印西市民がある程度の知識と認識と許容を持って、「街を良くしていくためのツール」としてのひとつの選択肢と意識すると、より良く活かされていくのではないでしょうか。

市をよくしていくのは市役所だけではなく、住民の私たちも同じだと考えています。
みなさんはどう思いますか?
こんなことを発信する私と異なる考えも必要で、それぞれの視点や考え方、スタンスで、「まずはやってみる」というのはとても有意義なことだと思っています。