「ねえねえ、千葉ってどんなところか教えて?」
千葉県に引っ越してきたけど、千葉県の事が何にもわからない。
「え?今なんて言った?」
ジモティ―のあの人の言っていることがわからない。
「今度遊びに行くからおすすめの所連れてって!」
他県の人に千葉のことを聞かれたけど、海とかディズニーしか話題がない。
そんな人のために、千葉北西部ならではの言葉や方言を集めてみました。
これらは私が実際に身近に触れ合ったものだけに限りますので、他にもいろいろあるかと思いますが、ちょっとしたきっかけとして見ていただければと思います。
・千葉をもっと知りたい。
・千葉の言葉を知りたい。
・千葉の地元民の言っている言葉がわからない。
・他の県の人に千葉の事を伝える話題を持っておきたい。
情報は千葉県北西部を中心としています。
記事更新日:2024年5月7日
記事公開日:2020年12月15日
もくじ
ここで扱う千葉県北西部の定義
千葉県北西部と言っても、人によって感覚がさまざまですよね。
常磐線の方の「ちーばくんの鼻の方」だけを北西部と捉える人もいれば、千葉市を含めて北西部と捉える人もいます。
ここは意見が分かれそうなので、いくつかの定義を見比べてみましょう。
まずはNHKの千葉県北西部の範囲はこちら。
どうやら印旛郡市と県央千葉市・市原市を含めているようです。
これと地図をにらめっこして、いんざいパルケでは私自身の経験やつながりのある町を考えて、このような範囲でくくってみました。
いんざいパルケでは黄色と黄緑色のところを北西部としました。
成田市は北東部
成田市周辺は北東部でしょ?という方が多いかと思いますが、印西市の隣という事で含めました。
千葉市は県央部
県央という区域を出した場合、千葉市は県央部となり、北西とはちょっと違うかな、という場合もあります。
八街と冨里
成田を入れるなら同じ印旛郡市として八街と冨里に悩みましたが、逆に富里市から柏や鎌ヶ谷などのザ北西部との相互のつながりが薄いと感じたのと、八街は話題が多いのですが、むしろ多すぎるので今回は省きました。
また、千葉市と成田市は範囲が広いため、難しいところだと思いますのであまり話題に出していません。すみません。
千葉県ローカル用語
チーバくん
チーバくんは千葉県のマスコットキャラクターです。
横向きが千葉県の形をしています。
くそ、かわいいぜ、という完成度の高い王道を行くキャラクター。
印西市はちょうど目のあたりになります。
鼻は野田市。
ベロは浦安市。
口は市川市・船橋市。
耳は銚子市・旭市・匝瑳市。
おへそは富津市。
おしりが鴨川市。
手は外房エリア。
足は館山市・南房総市。
でも、「チーバくんのどこどこのあたりに住んでいるよ。」というのは千葉県民以外の人には通じない可能性があるので、なるべくうちわで楽しみましょう。
千葉県に住む不思議ないきもの。
好奇心旺盛でいろいろなことに挑戦するのが大好き。
未知のものに立ち向かうときほど勇気と情熱がわき、からだが赤く輝く。
食いしん坊でいたずら好きな面も。
公式ページ:チーバくんの広場
ちば犬(ちばけん)
ちば環境再生基金のマスコットキャラクターです。
出ました。
パンチの効いたゆるキャラ。
見れば見るほど味のあるかわいさ。
千葉はマスコットや生身の人間でもクセの強い変わり種が多いですよね。
この黄色くてジワる様相のキャラは、古くからの千葉の土着なら知っているはず。
こちらはチーバくんが誕生する前に世間に顔を出していたマスコットキャラクターです。
実は千葉県の公式ページにも紹介されるように千葉県も認める公式公認キャラなのです。
つまりチーバくんが誕生する前は千葉の代表として表に出ていたのですね。
ちば犬日記というブログもあるのですが、なんと3日分しか更新されていないというテキトーさが好きです。
2002年千葉県生まれ
好きな花 :菜の花
得意なこと:県民のやさしい気持ちを応援すること
苦手なこと:顔を横に向けること
夢 :千葉県が日本一のエコ県になること
公式ページ:ちば環境再生基金
なのはな体操
千葉県のオリジナル体操です。
こちらは千葉県育ちならみんな知っている体操。
と思いきや、私立校や一部の地域では知らないという千葉出身者も多いようです。
それもそのはず歴史をたどるとほんの一部の期間、そしてその普及は千葉市を中心とし、次に千葉北西部がメインだったようです。
1983年に千葉県民の健康促進を目的に県民体操として誕生。
2002年頃に普及活動が終わりました。
てってれって~♪てれれて~♪
とバブリー時代を思わせるテクノな音響が耳に残る健康体操です。
なんと私はラジオ体操を押しのけ、なのはな体操をひたすらやっていた世代でした。
今でもちょっと踊れます。
海側・山側
場所を指すときの口語です。
これは千葉県といっても北総地域などの内陸ではあまりなじみのない言葉ですが、湾岸地域や房総半島など、多くの地域でわりと普通に使われる言葉です。
海側はそのまま海側を指しますが、山側は内陸部を指します。
「なんとか海岸」とか「なんとか山」のような、これといった場所名ではなく話題になった場所の位置確認です。
「線路や国道を挟んで海側だよ、山側だよ。」など表現します。
つまり、海に近いから海側、内陸だから山側というわけでもなく、海岸付近でも内陸方面なら山側と言います。
例)うちは幕張の山側だからイオンよりヨーカドーの方が近いんだ。
リブレ京成は新浦安駅の山側だったよ。
東葛(とうかつ)
かつての千葉県北西部全域の郡の総称の略称です。
東葛飾群 (ひがしかつしかぐん) を略して東葛と呼びます。
地図では緑と薄い緑の範囲です。
水色の範囲は印旛郡市です。
東葛は松戸市・柏市をはじめ、もともとは浦安市・市川市・船橋市も東葛でした。
生活圏が異なるためか、2020年前後からは行政区域の区別として、東京湾方面は葛南 (かつなん) という名称で区分けされました。
南葛 (なんかつ) でも良い気がしますが。
緑色 :松戸市・柏市・流山市・野田市・我孫子市・鎌ヶ谷市が東葛地域。
オレンジ色:市川市・船橋市・浦安市にもともと東葛飾ではなかった習志野市と八千代市が加わり、葛南地域となりました。
ちなみにぐいっと東京寄りに食い込んだ白井市や、メディアで千葉県北西部として扱われる印西市は印旛郡(水色)です。
東葛について余談ですが、かつて柏周辺は東葛市という自治体名が存在していました。
ショウナン
柏市の地名です。
千葉のショウナンと言えばここ。
沼南 (しょうなん) です。
沼南は柏市の南東部。印西市に隣接する地域です。
かつては沼南町という町名でした。
どのへんかな~といイメージでいうと、セブンパークアリオ柏があるあたりから下手賀沼あたりです。
広大なショッピングモールアリオだけでなく、キャンプ場が多く、手賀フィッシングセンターのような手賀沼を活かした施設もあります。
印西市民は「家からShownanまで車で10分15分だよ。」って言ってみましょう。
あおなじみ
打ち身でできるあおたんとか、あおあざのことを「あおなじみ」と言います。
千葉県民だけなのかわかりませんが、私は普通に言っていました。
いやそれ以外の言葉で言ったことありません。
千葉県民にとっての衝撃的なローカル用語の代表です。
今では同じ千葉県の人に「あおなじみ」と普通に言って「は?何それ。」っと返ってくる時代がやってきました。
オランダ家
千葉県の銘菓子店です。
千葉なのにオランダ家。
千葉県の得意技、どこかのブランド地名に乗っかるパターンです。
名前だけだと想像もつかないこのお店はなんと「千葉房総郷土菓子・洋菓子・和菓子のオランダ家」というコンセプト。本当に千葉ローカルの名店です。
オランダ大使館から屋号使用の許可をもらっている正真正銘の千葉を愛する本気の菓子店です。
チーパス
チーパスは、18歳未満までの子どもがいる家庭や妊娠している人がいる家庭に配布される子育て支援カードです。
多くの自治体では、単純に子育て応援カードとか支援カードという名前のものが多いため、「え?チーパス?ちーばすの聞き間違い?」と
なんのカードか想像がつかないかと思います。
群馬県ではぐーちょきパスポート、埼玉県でのパパママ応援ショップと同じ、子育て応援制度のカードです。群馬埼玉もなかなかの難易度ですね。
「チーパス・スマイル」で利用登録をすると電子版チーパスも利用できます。
チーパスのマークが付いた協賛店で子育て応援サービスや割引サービスなどを受けられます。子育て支援パスポート事業の全国共通展開により、日本全国で使えるようになっています。
せんひき
定規のことです。
え?千葉県以外の人は「せんひき」って言わないんですか?
小学生の頃、私は直線を引く頻度の方が多く、長さを図る方が少なかったからかも。
麦芽ゼリー
私は大好きだったけれど、あのおいしさが麦芽のどこから発するのか大人になってから内容物が気になったのが麦芽ゼリー。
千葉に本社を置く「フルヤ乳業(古谷乳業株式会社)」が、栄養価の高い麦芽飲料を原料に、1978年(昭和53年)から「千葉県民のおやつ」として学校給食で出したのがはじまりです。今やすっかり千葉代表のデザートになりました。
味は甘いココア風味。しかも常温保存可能。甘味料は優しい成分を使用。
千葉北西部からは脱線しますが、フルヤ乳業株式会社の公式サイトの上の方に「酪農発祥の地・千葉」と書いてあります。牧場の風景を思い描く酪農は、北海道ではなく千葉県が発祥です。このページは読み応えがありますのでぜひ読んでみてくださいね。
はい!元気です!業間休み
朝の朝礼で名前を呼ばれたら「はい!元気です!」と自分の体調をクラス全員にさらす謎の文化は令和になった今でもあるようです。
出席番号が最後の方で、クラスのみんなが「はい!元気です!」だと、ちょっと体調悪くても空気を読んで「はい…元気です…」と言ってしまう人や、
何か都合の悪いイベントの日は、「はい!お腹痛いです!」と元気に言ってしまう人はいませんか?
小学生の頃業間休みという20分くらいの休みが2時間目と3時間目にありました。
この「業間」という言葉は、大人になった今でも使うことが無く、そして単語の意味も難しく。ただ、この業間休みという言葉を使っている県はわりとあるようですね。
ごめんなさい、謎です。
千葉県民の日は学校休み
6月15日は千葉県が誕生した日ということで千葉県民の日。千葉県民の日は公立の小中学校、一部の高校が休みになります。
県民の日に公立学校が休みになるのは2024年時点で東京都、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、山梨県、愛知県のみ。関東地方と、ごく一部の県だけのようです。
なんと同じ6月15日に県民の日となる栃木県は学校休みじゃありません。
当たり前だと思っていた県民の日、お休みになるのは全国的に珍しいようです。
みそピー
ピーナッツに甘味噌を加えた千葉県ならではの食べ物です。
ちなみに私はピーナッツというよりは、自然と落花生という単語が頭の中で優位になっています。
殻付きは落花生、殻無しをピーナッツと使い分けて言ってしまうのは私だけでしょうか?
かつてB級グルメが流行っていた頃に、印西市の「みそピー唐揚げ」というものがグランプリを受賞し、町おこしに広めていたことがあります。流行り廃りを経て1周回って食べたくなるメニューですので、お好きな方は印西で探してみてくださいね。
マッカン
日常ではほぼ聞くことはないですが、千葉茨城エリアのご当地ドリンクとして有名な「マックスコーヒー缶」のことをマッカンと呼ぶ方もいます。
いや、いないか。
株式会社鈴木コーヒーの創業者が、コーヒー牛乳の味を缶コーヒーとして作れないか考えていた最中、1975年ごろ (昭和50年ごろ) に「利根ソフトドリンク株式会社」が、鈴木コーヒーのエキスを使用した、甘さマックスの缶コーヒーを作り出すことに成功しました。
これがマックスコーヒーの始まりです。
マックスコーヒーのデザインは鈴木社長のラッキーカラー黄色をベースに房総の黒潮を思わせる黒の波模様を付けたもの。
突然言われると何の想像もできないくらいのレベルですので、これ以上は深く追求せず、かする程度に書いておきます。
難読地名
千葉県北西部にも難読地名がたくさんあります。
みなさんは読めますか?
わりと読める地名
上の方は順にわりと日常会話で普通に出てくる地名です。
多くは駅名にも使われていますので、せっかくですから覚えてしまいましょう。
我孫子 (あびこ):我孫子市
酒々井 (しすい):酒々井町
四街道 (よつかいどう):四街道市
本八幡 (もとやわた):市川市
国府台 (こうのだい):市川市
真間 (まま):市川市
船橋法典 (ふなばしほうてん):船橋市
実籾 (みもみ):習志野市
木下・木下街道 (きおろしかいどう):印西市から市川市
印旛 (いんば):印旛沼周辺
ちょっと難易度の高い地名
ここからは通ったり関わった人でないと難しいかもしれない地名です。
六実 (むつみ):松戸市
三ヶ月 (みこぜ):松戸市
逆井 (さかさい):柏市
十余二 (とよふた):柏市
猫実 (ねこざね):浦安市
鰭ヶ崎 (ひれがさき):流山市
名都借 (なづかり):流山市
二和向台 (ふたわむこうだい):船橋市
飯山満 (はさま):船橋市
稲荷木 (とうかぎ):市川市
犢橋 (こてはし):千葉市
生実町 (おゆみちょう):千葉市
亥鼻 (いのはな):千葉市
作草部 (さくさべ):千葉市
登戸 (のぶと):千葉市
鹿放ケ丘 (ろっぽうがおか):四街道市
安食 (あじき):栄町
安食ト杭 (あじきぼっくい):印西市
本埜 (もとの):印西市
下総松崎 (しもうさまんざき):成田市
神々廻 (ししば):白井市
先崎 (まっさき):佐倉市
野狐台町 (やっこだいまち):佐倉市
神久保 (いものくぼ):八千代市
千葉北西部発祥のもの
千葉県発祥で首都圏規模または全国区となった有名なものを紹介します。
マツモトキヨシ
東京圏で知らない人はいないであろうドラッグストア。
発祥は千葉県の松戸市長「松本清」さんです。
すぐやる課という政策で有名です。
名前がそのまま店舗名になるだけでなく、きよしケ丘という地名にもなっています。
松本清さんは、松戸市小金地区に初出店したマツモトキヨシを1号店とは名付けず、いかにも多数店舗持っているかのように何号店と名付けたり、お店でお猿を飼って注目を集めたとも言われています。
サイゼリヤ
私の学生時代、都会ではサイゼリヤよりも周りはみんなデニーズが主流でした。
地方から越してきた都内や横浜地区に下宿してる人には「なにサイゼリヤって、千葉にしかないレストラン?」
といわれる始末。それくらいマイナーでしたが、そのころすでに数百店舗出店していたようです。どうして知られてなかったんだろう。
本社が埼玉県吉川市にあり、埼玉のイメージが強いサイゼリヤですが、
サイゼリヤは市川市が発祥でその後柏市に進出、本社が船橋市にありました。
二十世紀梨
二十世紀梨は生産量日本一の鳥取が認知PR活動をしていますが、実はまたまた松戸市が発祥。
その歴史は古く100年以上前。
伊勢が発祥の伊勢エビが、千葉の南房総で漁獲量日本一というのに似ています。
千葉県の梨は全国的に有名ですが、千葉県内での生産量上位は白井市・市川市・鎌ヶ谷市・船橋市などの千葉北西部。特に国道464号沿いに梨園が集まっています。
山崎製パン(ヤマザキ)
船橋市・市川市が発祥。松戸市にも大きな工場があります。
千葉県の子どもたちはみんなヤマザキパンに工場見学するものだと思っていました。
大人になるとあれこれあるとは思いますが、なんだかんだヤマザキの肉まんとかカレーパン、ランチパックは千葉県民のソウルフードですね。
キッコーマン
野田市にある世界的に有名な醤油会社です。
野田の醤油づくりは戦国時代には始まっていて、江戸時代には水運により拡大。
野田の醤油を運ぶためにできたのが現在の東武野田線です。
ルーツをたどると1911年に野田と柏を結ぶ「千葉県営鉄道」が開業、これが未来の東武野田線になります。さらに埼玉方面に延伸する時に、キッコーマンは膨大な資金を負担したそうです。
ちなみに千葉県には銚子にヤマサ醤油とヒゲタ醤油などの大きな醤油会社がありますが、一度は工場見学にいくことをおすすめします。
自分好みの醤油を探すのはここからです。ほかにも千葉県内には穴場の醤油工場がありますのでぜひ探してみませんか。
ペデストリアンデッキ
大きな駅の前には当たり前のようにある大きな歩道橋。
日本の一般的な認識では、歩行者専用の高架橋デッキの印象が強いですね。
この形態で言えば、ペデストリアンデッキは柏市の柏駅前が発祥です。
しかも1973年 (昭和48年) という昔。
柏ではダブルデッキとも言われています。
ちなみにJR柏駅は1972年 (昭和47年) に、JR東日本 (当時の国鉄) で初めて自動改札口が導入された駅です。
※これは自動改札機と改札口とは異なるようです。
ららぽーと
東京に出なくても何でもある。と言えちゃうのが千葉県民。
そこにららぽーとの存在は大きいです。
よく「TOKYO-BAYららぽーと」とTOKYOが付くと言われますが、BAYは湾なので「東京湾」という意味です。目の前は東京湾なので間違っていませんよ。
東京と言えば、北西部には他にも東京があります。
東京ディズニーリゾート(浦安市)
東京ベイシティ交通(浦安市)
新東京病院(松戸市)
東京サバゲパーク(印西市)
東京基督教大学(印西市)
東京バギー村(印西市)
以前は東京電機大学もありました(印西市)
あれ?なんか偏っていません?印西っていったい…
読売ジャイアンツ
東京を代表する野球のジャイアンツですが、実は習志野市の谷津が発祥です。
1934年 (昭和9年)に読売新聞社主催で行われた日米野球の練習場となったのが習志野。
かつて習志野にあった谷津遊園内の谷津球場だったそうです。
このときの選抜メンバーが読売巨人軍の初期メンバーとなり、日本プロ野球誕生へ進みました。
現在は谷津公園内に記念碑や手形があります。
ちなみにレジェンド長島茂雄氏は佐倉市出身です。
日本初の団地
団地というと当時はハイセンスな集合住宅というイメージ。
大規模団地の発祥は八千代市の八千代台団地です。
八千代台団地は公営住宅として全国で初めて造られた住宅団地です。
1954年 (昭和29年) から造成を開始。1955年 (昭和30年) 3月に分譲開始、全国初の住宅団地が誕生しました。
八千代台駅前には、1965年 (昭和40年) に記念碑が建てられました。
オートレース
船橋オートレース場。
2016年に閉場されてしまいました。なんと所有はよみうりランド。
湾岸地域の中でも十数年単位で大きく変貌するのが南船橋です。
1986年当時、京葉線は西船橋から千葉港を結んでいました。
この南船橋のポイントは、船橋ヘルスセンター、スキードームザウス、そしてアリーナと、大きく変わる町ということです。
屋内スキー場ザウスは知っている人が多いですが、実は津田沼にもスキー場があったんですよ。
人工砂浜
「日本初のレクリエーションを目的とした人工海浜」はいなげの浜。埋め立て事業で失われた旧稲毛海岸の砂浜の復元を目指し計画されたものです。
コンベンションセンター
幕張メッセ(日本コンベンションセンター)は、国際展示場、国際会議場、幕張イベントホールの3つの施設から成る日本初の本格的コンベンション施設として、平成元年10月にオープン。
千葉北西部の方言
千葉弁というと語弊を生む言い方ですが、千葉ならではの言葉があります。
ひっちゃかめっちゃか
しっちゃかめっちゃかの千葉弁だそうです。
知りませんでした。
ずっと「ひ」で使っていました・・。
したっけ
「そしたら・それでね」という接続詞のような感じの意味です。
印西弁風に行くと「昨日ちゃっちゃ庭で鳴いてたから写真撮ろうと思って急いだんだ。したっけよー、階段でつんのめって足くじいたからえしゃどん行ってきたんだども、なんともねえって言うからアイス買って帰ってきたよ。」
おっぺす・こせえる
おっぺすは押す。こせえるは作るという意味です。
ごめんなさい、これは印西だけかもしれませんね。
印西に古くから住まわれている人からわりと聞いていた言葉でした。
もちろん全員ではないですが。
ずるこみ
方言というよりは学生用語かもしれません。
ずるこみとは人間版の「割り込み」の言い換えです。「横入り」とも言いますよね。
割り込みはいろいろな分野で使われますが、ずる込みは人がずるをして間に入る行為を指す、相手の悪意をたっぷりふくませた言葉です。
私はわりと普通に使っていた記憶があります。
じゅんぐりに
千葉ではわりと多く使用されていた「順番に」の言い換えです。
あ~これも昔使ったなぁ~と懐かしく思う言葉。
今こう言われても意味は普通にわかります。
・・・と、いろいろ調べてみるとまだまだたくさんあるようです。
半分が東京土着の血筋で半分が千葉土着の血筋の私だと、日常で使ったことがあるものはこれだけです。つまらない・・。
そして私が住む印西市の当時は都内からの移住者が多かったため、あまり深く多くは聞けなかった環境かも。
でも学生時代に多くはないけれど普通に聞いていた方言もあります。
それがこれ。
~だべ・~だっぺ
語尾につける。「だよね。でしょ。だろ。」みたいな感じ。
私に関わりの深かった地域ではほぼこれを耳にしていました。
これは神奈川県の海沿いをはじめとする横浜弁だと思っていたんですけれど、千葉県北西部でも普通に使います。
ちょっとニュアンスが細かいのですが、「行くべ」みたいな「なんとかするべ」とはまた違う感じですので、そこんとこ注意です。
私は聞き慣れた言葉なのですが、神奈川・千葉以外の人は使うことはないのでしょうか。
例)だっぺ~?
イントネーションは東京と同じ
千葉県北西部は単語のイントネーションは東京とほぼ同じです。
というのは私の環境下だけかもしれませんけれど。
最近はイントネーションが違う場合も多く耳にして、しかもそっちが多数派だったりするとちょっと困惑してしまいます。
東京のイントネーションはわりと抑揚が無く真っ平に発する場合が多い気がしますが、それを関東以外から東京に移住された家系の方々にばかにされたこともありました。
というわけで、いろいろな人が集まると話題も盛り上がるのですが、いまいちネタがないのが千葉県。
少しだけ千葉県に愛着が湧いたら、使ってみてはいかがでしょう。
まずは「あおなじみ」から。